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　政局の混迷を受け、NPO法改正の作業が予定より大幅に遅れている。NPO議員連盟では、４月中の改正案成立を目指していたが、連休後にずれ込むこととなった。

　NPO議員連盟では、４月中のNPO法改正を目指して、昨年より作業を進めてきた。

　今年３月１２日には、議員連盟幹事会の改正案・要綱を作成。その後、その案をもとに各党での検討に付された。しかし、３月下旬から４月下旬に起こった政治疑惑で、NPO議員連盟の会長を務めていた加藤紘一氏、幹事の一人で、事務局次長を務めていた辻元清美氏が、次々と議員辞職。

　改正作業は４月に入ってから、完全にストップする状態となった。

　いつから再開されるかはっきり分からない状況だが、連休後にずれ込むことは確実である。
　５月中に議連として成案を得ない場合は、今国会の会期末が６月１９日ということもあり、今国会での改正が難しくなることも予想される。