行政 : ワシントンＨが宴会場を無料開放

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2004年09月25日 10:00

行政 : ワシントンＨが宴会場を無料開放

　ワシントンホテルチェーン事業を展開する藤田観光株式会社が、仙台や浦和、長崎など全国９箇所のワシントンホテルで、空き宴会場や会議場の無料開放をはじめた。ボランティア活動や文化サークル活動などの非営利目的の団体が対象。

　藤田観光株式会社は、全国３５箇所でワシントンホテルチェーン事業を展開している。そのうち、９箇所で宴会場や会議室の無料開放をスタートさせた。

　無料開放を開始したのは、旭川、仙台、新潟、いわき、浦和、東京ベイ有明、福井、関西エアポート、長崎の計９箇所のワシントンホテル。

　この事業は、ホテルの婚礼や宴会等の予約の無い日を対象に、ボランティアや地域の活動に利用してもらい、一層ホテルの利用を促そうというもの。さまざまな活動の場を提供することで、地域の活性化を支援するとともに、ホテルの利用機会の拡大・促進を図る。

　ホテルの会場を借りるには数万円程度かかるのが通常。藤田観光では今後利用状況などを見て事業を継続させるか検討するとしているが、無料開放はこの業界でも非常に珍しい試みだ。

　藤田観光では、「空いている会場があるのであれば、ぜひ利用していただき、賑わいを生み出せればと思っている。また、このような事業をすることで地域の人々に当ホテルの存在を認知していただければ」と話している。

　利用方法などの詳細は、ホテルごとに利用規定が異なっているため、それぞれのホテルに問い合わせる必要があるが、実施希望日の２ケ月前から１ケ月前まで申し込みを受付けるものが多い。利用の可否についてホテル側で判断した後、事前の打合せが必要。利用を平日に限っているホテルや、マイクなどの備品や音響装置などは有料としているところもある。

　利用方法や、利用時間、宴会場施設などの詳細は、下記まで。