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2003年の報告

2007年08月29日 13:15

神楽坂便り【節分豆まき式】

 唐突に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、このコーナーはたまに登場して、シーズ事務所のある神楽坂の四季折々の様子をお伝えしています。

 今回はその第3回です。


 今回は、節分豆まき式です。

 2月3日午後、毘沙門天善國寺にて、節分豆まき式が行われました。

 例年毘沙門天にてこの行事が行われているのは知っていたのですが、出かけるのは今回が初めてでした。

 ここでちょっとちょっと豆まきの解説です。

 その昔、京都の鞍馬山に鬼が住んでいて人々を苦しめていたとか。そこへ七福神の一人である毘沙門天が現れて、三石三斗の豆を鬼の目をめがけて投げるように教えたことから、悪魔のような鬼の目、つまり「魔目(まめ)」めがけて豆を投げれば「魔滅(まめ)」につながる、ということだそうです。

 節分豆まき式では、まず善國寺の住職さんがお経をあげた後、大神楽曲芸協会が「獅子舞」と「傘の曲」の曲芸を披露。

 「傘の曲」は、傘の上へ、ボールや金輪、一升桝を乗せていろいろに廻す傘まわしの芸です。金輪を乗せた傘は良く廻り、見ている方の「金回り」が良くなるとのこと。

 また、一升桝を乗せた傘もとても良く廻り、「益々(ますます)」繁栄しますよとのこと。間近で見れただけでも新鮮な驚きがありましたが、さらにお得な気分になることができました?

 その後、お待ちかねの豆まきが行われました。

 豆まき式に参加するのは全く初めての体験でした。

 豆まきには、東京消防庁のマスコット「キュータ」君が、参加。住職さんやお寺の関係者の方々と一緒に豆を蒔いてくれました。

 一体どうやって豆が蒔かれるのだろうと思っていたら、豆の入った袋がバサバサと蒔かれました。豆と一緒にみかんも蒔かれました。蒔かれる豆の袋の中にはお楽しみプレゼントの引換券が入っていて、私はポケットティッシュが当たりました。豆まきが始まると、手を伸ばして豆をとろうとする人や、トートバッグの口を大きく広げて頭上に掲げる人など、みな必死で豆を取ろうとしていました。

 みかんがあたって痛そうな人や、みかんがあたって上着を汚している人もいましたが、みな楽しそうでした。

 今日から2週間シーズにインターンとして来ている産能短期大学の川北さんと一緒に出かけました。川北さんは見事みかんをキャッチ!インターン初日に良い経験をしていただいて、よかったです。

 川北さんの感想を伺ったところ、「豆が1粒ずつ蒔かれるのかと思っていたら、袋に入った豆が蒔かれて、しかもみかんも飛んできたので、驚きました。とてもパワフルな豆まきでした。」とのことでした。

 豆まきは、なんだか楽しい行事でした。

 次回の神楽坂便りもどうぞお楽しみに。

2003.2.3(S)

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