犬・猫の殺処分ゼロを目指して
犬・猫の殺処分ゼロを目指して

犬・猫の殺処分ゼロを目指して

毎年2,000人の寄付が救う「ちいさな命」

認定 NPO法人HOKKAIDOしっぽの会(北海道)

1,130匹が新しい飼い主さんのもとへ

現在、日本では年間約16万匹、1日あたり約450匹もの犬猫が保健所等で殺処分されています(2012年度)。私たちはこうした犬猫を引き取って新たな飼い主さんへつなげる譲渡活動、普及啓発、動物愛護管理法改正等の政策提言など、人と動物とがより良く共生できる社会を目指して、2003年から道央の長沼町を拠点に活動しています。昨年度までの約10年間で、累計約1,300匹の犬猫を保護し、去勢手術やワクチン接種などを適切に施した上で1,130匹を新しい飼い主さんへ譲渡しました。また、高齢や病気などで飼い主が見つかりづらい子を支える「足長支援基金」も設けて寄付を募り、最期まで見守っています。

認定取得で寄付金が増加、みなし寄付も活用

しっぽの会は行政からの補助金がゼロ。年間約2,000人からの会費・寄付金と事業収益だけで運営しているため、優遇税制はとても助かります。認定取得後は以前に比べて1万円単位の寄付も増え、より大口の寄付も頂いています。また、収益事業であるオリジナル啓発グッズの販売でも、みなし寄付金を使うことで法人税の負担が軽減され、より多くの資金を活動に回すことができました。遺贈・相続財産の寄付に関する問合せもありました。

活動分野 動物愛護
財政規模(2013年度) 約4,400万円
スタッフ数 14名
法人設立 2010年8月
認定取得 2013年7月
公式サイトはこちら
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透明性・信頼性を高めて殺処分ゼロへ

しっぽの会は、アカウンタビリティー(説明責任)を重視しており、事業・会計報告をはじめ、保護中に亡くなった犬猫たちの情報も全て公開しています。ウェブサイトも毎日更新中です。殺処分ゼロの達成は簡単ではありませんが、昨年度は札幌市が過去最少、網走保健所で猫の殺処分ゼロなど一歩前進。さらに信頼性を高めて、自立した運営を続け「ちいさな命」を守り続けます。

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