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2002年02月05日 10:00

行政 : 八王子市、補助金見直し実施

 東京都八王子市では、昨年(平成13年)9月、市の補助金検討委員会が、市の補助金制度の見直しを行い、その結果を「八王子市における補助金等のあり方について(提言)」にまとめ、市長に提出した。補助金については、市として平成14年度の予算案に反映させている。

 

 東京都八王子市(人口51.9万人、黒須隆一市長)は、平成13年度から補助金検討委員会(委員5名、全員市民委員、一般公募2名)を設置。

 平成12年度に実施された補助金等総件数499件(137億2千万円)の内、市が制度的に行うものを除いた179件(60億993万円)のあり方を検討してきた。

 その結果を、昨年9月27日に報告書にまとめ、市長に提出したもの。

 報告書の添え書きには、「本提言は、市民の見識として補助金等についての基本的な考え方を提示し、その考え方に立って、市民の目線で既定の補助金等についての率直な意見を述べたものです。」と説明がついている。

 この報告書では、人件費率の高い補助金、不適切な内容の運営補助金、高い補助率の補助金、渡し切り的な補助金、長期継続している補助金、少額な補助金等の問題点をそれぞれ指摘している。

 そして、補助金等の適正化のために当面講じる措置として、以下の3点の提言を行っている。

  1. 64件の補助金等の固有名称を挙げ、平成14年度の予算編成で緊急に廃止も視野に入れて見直す。
  2. 市議会政務調査費の削減。
  3. 補助金等適正化委員会の設置。

 報告書の最後に、委員会の感想として、以下のことが述べられている。

 今や市民と行政は「もたれあい」の関係を清算して、

  1. 行政は、市民生活の根幹に関わることを自ら行う。
  2. 市民は、可能な限り自立して、行政をボランタリーに応援する。

という精神で、新しい関係を構築するときがきていると思う。これを補助金等を考える場合の原点として、市の補助金等は再出発しなければならないのである。

 この提言を受け、市としては平成14年度から以下のことを実施したいとして、平成14年度予算案等に盛り込むなどした。

  1. 64件の補助金見直しの内、中止26件、減額17件、前年度並み14件、是正をしたが増額した1件、外郭団体6件の人件費補助削減(外郭団体の統合3件を含む)として、28,097千円の減額とした。
  2. 市議会政務調査費の削減は、条例改正を伴うが現行の65千円/月から60千円に変更予定。
  3. 補助金等適正化委員会(仮称)の設置。
  4. 現行の任意奨励的補助金を廃止し、平成15年度より「市民企画事業補助制度(仮称)」を創設し募集し補助を開始する。

 提言書の詳細の内容については、八王子市のホームページを参照。

 http://homepage3.nifty.com/zaimubu-hachioji/hojokin.htm

 提言書の本文だけでなく、見直し対象となった補助金の細目やその問題点の指摘などが、詳しくホームページに掲載されていて、貴重な資料であるといえる。

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