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2002年03月22日 10:00

行政 : 参議院予算委、NPO税制で議論

 3月18日、参議院予算委員会で、江田五月議員(民主党)がNPO支援税制の認定要件が厳しいことを指摘したのに対し、小泉総理は「よく実態を見て、いいNPOは育成していく必要がある」と答えた。

 

 3月18日の参議院予算委員会の答弁は以下の通り。

○江田五月君 もう一つ、NPO支援税制について、竹中大臣の担当ということになりますが、二十一世紀の日本社会におけるNPOの意義、経済社会への影響、そしてNPOの現状、いろいろ説明してほしいことがあります。今、幾つあって、そのうち税制上の支援を受ける認定NPO法人が幾らあるか、質問すると答えに時間が掛かりますので省略します。大体わかっています。

 一年前に本予算委員会で私が質問したとき、当時の麻生大臣は何とおっしゃったか。大体NPOの、当時四千ぐらいあったですかね、半分くらいは認定されるんではないかと。かなり大ざっぱな、時間がないので言えませんけれども、自分が知っているNPO法人二つあると、一つは駄目だけれども、もう一つはいいだろうから五割は行くんじゃないかという、そんな麻生流の答弁されて、それはそれで、なるほど、そういう統計の見方もあるかと思いましたけれども、現実にはたった二つ、六千今あるNPO法人のうちの二つ、一%どころでない、〇・〇三%。一体これはどういうことなのか。

 一年前に宮澤財務大臣は、「何かでき上がってみたら極端に厳しい物差しを当てているんじゃないかなという気がしましたらそれは直させます」と、こう答弁された。

 さて、そこで塩川大臣、このNPO税制、何かでき上がってみたら極端に厳しい物差しを当てているんじゃないかという気がしませんか。

○国務大臣(塩川正十郎君) NPOの税制の優遇を続けるのを一年としておられるんですね。これは御存じでしょう。まあ、宮澤先生もいろいろと考えておられたと思うんですが、先生の意見としても私らの意見としても、できるだけNPOを、やっぱり自由に活動してもらいたいと思っておりますが、一年で実績も十分わからぬで、はいはい、ほいほいというわけにちょっといかない。

 だから、せめて、まあ三、四年活動していただいて、あっ、これはしっかりやっておられるなというふうになれば喜んで我々も認定していきたいと思っておりますが。

○江田五月君 塩川さん、なるほどというような答弁ですけれども、実際は、実際はいろんな認定の基準があって、パブリックサポートテストなどという、言葉は同じでも皆さんのやつは物すごく厳しいものを作っているわけですよ。それで、もう申請するときから、これじゃ自分のところは申請できないと言ってみんな申請していないんですよ。そういう現実をやっぱり見ていただきたいと思いますよ。
(中略)
 小泉内閣が本当に構造改革というものを行って新しい社会の展望を示すと、そういうつもりがあるなら、せめてNPOの支援税制くらい明確に、半分くらいのNPOが利用できるような、そういう税制にしなきゃならぬと思いますが、これは小泉さん、どうですか。話があっちこっち行きますが。

○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく実態を見て、いいNPOは育成していく必要があるんじゃないでしょうか。

○江田五月君 幾らよく実態を見て、このNPOはいいと言っても、今のテストでは駄目なんですよ。認定できないんですよ、今のテストでは。変えなきゃいけないんです。そのことを是非御理解ください。

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