行政 : 東京VC、NPOへ実務経験者紹介
東京ボランティア・市民活動センターは、6月1日から、東京都の補助事業として、都内のNPOに対して、経理や労務などの経験を持ったボランティアを紹介する事業「NPOパートナーズ」の募集を開始した。ボランティアと受入希望の団体の両方を募集している。
「NPOパートナーズ」事業は、東京都の補助事業「NPOサポート人材バンク」の事業として、東京ボランティア・市民活動センターが行うもの。
NPO法人などが、経理・税務・労務などの組織・団体の運営や、事業を実施する上で多くの課題を抱えていることと、企業で身につけた専門知識・技術をいかしながらNPOでボランティア活動したいと希望する市民が増えていることから、この両者をマッチングする仕組みとしてスタートするもの。
募集対象のボランティアは、NPOの活動に関心があり、企業や団体で、企画・広報・経理・税務・労務などの実務経験を持つ20歳以上の人。募集人員は50名。
ボランティアをする団体を紹介される前に、事前研修(3日間)がある。
一方、募集対象のNPOは、都内に事務所を持ち、経理・労務・税務や事業を実施する上で課題を抱え、経験や技術のあるボランティアのサポートを希望する団体となっている。法人格の有無は問わない。
ボランティアの活動期間は、8月から10月末の間の3ヶ月を限度とし、NPOが設定する期間となる。活動は週1~2日程度としている。
東京ボランティア・市民活動センターでは、NPO、ボランティアとも6月28日まで募集している。
詳しくは東京都ボランティア・市民活動センターのホームページを参照のこと。