行政 : 社会的起業の資金調達セミナー
6月29日、東京で、地球環境や貧困といった社会問題に対し、ビジネスの手法を使って解決に貢献しようとする人たち、いわゆる「社会的起業」に取り組む人たちのファンドレイジング(資金調達)およびマーケティング(市場開拓)の手法に関するセミナーが開催される。主催は東京財団。
社会起業家とは、地域や社会の課題解決を政府や行政に依存するのではなく、自ら社会的な課題への取り組みを事業化して、社会的意義ある商品やサービスを生み出す人のこと。
昨今、「小さな政府」を目指した社会構造改革が進むなか、環境・福祉・医療・教育・安全といった多様な分野において、民間活力による市民サービスの拡充が求められており、社会的起業を志す人が増えてきている。
こうした「社会的起業」における、ファンドレイジング(資金調達)およびマーケティング(市場開拓)手法に関するセミナーが、6月29日に開催される。
登壇するのは、以下の5名。
パネリスト
- インディアナ大学フィランソロピーセンター
大西たまき氏 - ヤフー(株)地域サービス事業部
菅 文彦氏 - Think the Earthプロジェクト
原田麻里子氏 - オフィス町内会事務局
半谷栄寿氏
モデレーター
- CAC―社会起業家研究ネットワーク
服部篤子氏
開催時間は、6月29日(木)の午後6時15分から8時15分。
会場は、東京都港区虎ノ門にある日本財団ビル2階・大会議室。
主催する東京財団の担当者は、「セミナーでは、実際に、社会起業家精神を持って社会に向かってアクションを起こし続けている方を招いて、資金調達・市場開拓に関する具体的な話を伺う場としたい。営利・非営利を問わず、様々な分野で社会的な起業を考えている方々に役立てていただければ嬉しい。」と参加を呼びかけている。
参加費は無料だが、事前申し込みの必要がある。定員は100名。詳細は、下記を参照のこと。
https://canpan.info/open/news/0000001158/news_detail.html