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2008年の報告

2008年04月04日 11:07

Microsoft NPO Day 2008 東京

 ~ソフトウェアとインターネットの融合がNPO活動を革新する~

 2008年3月14日午後1時から、品川インターシティホールにて、Microsoft NPO Day 2008東京が開催された。

 NPO Dayは、社会課題解決のためにさまざまな分野で活躍しているNPOの組織強化と IT 活用力向上を支援するイベント。

 マイクロソフト株式会社の企業市民活動の一環として、2006年から開催されている。シーズはパートナーとして企画運営を担当。

 当日は、222名の参加をえて、「ソフトウェアとインターネットの融合がNPO活動を革新する」とのテーマのもと、パネルディスカッション、分科会セミナーなどが行われた。

 開会にあたり、2008年4月から代表執行役社長に就任予定の樋口泰行 マイクロソフト株式会社代表執行役COOが登壇。

 開会挨拶のなかで樋口COOは、「日本社会が大きく変化する中、人々が本当の心の豊かさを得ていくために何ができるか、弊社として真剣に検討している」、「ビジネスや医療など、生活やサービスのすべてがインターネットと融合しつつあるなかで、NPOの皆さんのIT利活用は必須の課題であり、NPOとの協力も是非進めたい」と述べた。

 続いて登壇した橋本岳衆議院議員(自由民主党NPO・NGO関係団体委員会副委員長、NPO特別委員会事務局次長)は、自身のNPO活動や認定NPO法人制度改善に向けた取り組みについて紹介。「寄付文化をより根付かせていくために、さらに税制を改正していくことが重要であり、皆さんと努力していきたい」と述べ、同時に「NPO自らが情報公開を行い、透明性を向上させることによって『新しい公益』を実現する主体になってほしい」と呼びかけた。

 続いて行われた全体セッションでは、はじめに、マイクロソフト株式会社が取り組んでいる社会貢献活動や、「答えてネット」、「ICTマスター」など、NPOの活動充実をサポートするためのサービスについて説明があった。

 このなかで、同社の協力によりシーズが運営している「NPO plus」 http://www.npoplus.jp/ の新機能、「plus コミュニティ」がスタートすることが紹介された。

 「NPO plus」は、NPOの経営力をITの活用で強化するために情報提供することを目的とした総合サイト。NPOのIT関連知識を増やし、経営基盤の強化や事業展開に役立つことを目指している。

 あらたに追加された機能である「plus コミュニティ」 http://pal.npoplus.jp/ は、NPOがさらにITを活用し、支援者と協力していくためのオンラインコミュニティとして設置された。コミュニティ参加者が応援しあい、情報交換、議論を行いながら成果を上げるための「協働の場」を目指す。NPOスタッフや関係者、あるいは企業やITコミュニティなどの支援者、専門家に幅広く利用を呼びかけ、今後、地方で開催される講座のフォローや、IT利活用に関する知識構築、意見交換など、便利ツールの提供など、さまざまな形で利用される。参加は無料。登録申請は、以下のサイトから行うことができる。

 引き続き行われたパネルディスカッション、「達人たちが語る:NPO活動をもっとスマートにする方法」では、シーズの事務局長松原明と日本NPOセンター企画主任の新田英理子氏がファシリテーターをつとめた。

 このパネルディスカッションでは、当日開催された分科会の講師が一堂に会し、Excel、PowerPoint、Outlook、Grooveなど、一般向けのいわゆる「アプリケーションソフトウェア」と呼ばれる身近な製品を有効活用し、NPO活動効率を大きく上げていくためのコツ、あるいはソフトウェアの最新機能の活用方法について、実際の事例を交えて紹介した。

 その後、3つの分科会が開催された。

 分科会セミナーA「業務効率を高めよう」(ファシリテーター:鈴木真由美 マイクロソフト株式会社CSSコミュニティサポートサービス リージョナルマネージャ)では、マイクロソフト MVP(Most Valuable Professional) for Excel、Office TANAKA代表の田中亨氏が、Excelを利用した名簿(データベース)の入力、管理、分析、出力などの効果的な進め方、あるいはExcelから直接メール送信する方法などについて解説し、また、日本国際ボランティアセンターの会報誌レイアウト/総務担当の細野純也氏から、同センターの実際の業務における名簿情報の運用、利用方法について紹介した。

 分科会セミナーB「共同作業を広げよう」(ファシリテーター:古賀桃子 ふくおかNPOセンター理事長)では、電話、FAX、電子メールなど、現在一般的に使われているコミュニケーションの手段を分科会参加者が整理し、マイクロソフトMVP for Windows Server – Windows SharePoint Service、マイクロソフト認定トレーナーの北端智氏とともに、それらの利用のメリット、デメリットについて意見交換。また北端氏からは、電子メールの基本的な活用方法、Outlookの便利機能、また協働作業を効率的に進めるためのGrooveの活用方法などを解説した。

 分科会セミナーC「伝える力をUPしよう」(ファシリテーター:新田英理子 日本NPOセンター企画主任)では、マイクロソフト株式会社 Office製品マーケティンググループシニアプロダクトマネージャの飯島圭一氏が、プレゼンテーションのために必要なロジックの構成、PowerPointの活用方法などについて説明するとともに、いばらき被害者支援センター広報担当の中村進氏によるプレゼンテーションを具体的に分析し、実際に再構成/デザインし、解説した。

 セミナー終了後には、会場内の展示ブースで「タッチ&トライ」が行われ、全体セッションや分科会で説明された内容について、講師や担当者が直接説明する機会が持たれた。

 また、閉会後に行われた交流会では、講師を中心に参加者の歓談の輪が広がって和やかな雰囲気の中で、「Microsoft NPO Day 2008東京」は幕を閉じた。

 なお、Microsoft NPO Day 2008は、4月から6月にかけて、日本NPOセンターの運営により、高崎、金沢、大阪、札幌、仙台、広島、高松の7カ所で地方開催される。

 詳しくは、以下を参照のこと。
 http://www.jnpoc.ne.jp/event/npoday/

(報告:田中康文)

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