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2009年の報告

2009年02月25日 13:07

日本ファンドレイジング協会設立記念シンポジウム~寄付文化革命、始まる!~

日本ファンドレイジング協会 設立記念シンポジウム
~寄付文化革命、始まる!~


2009年2月18日(水) 於国連大学ウ・タント国際会議場

第一部 13:00~14:30/ 第二部 14:45~16:00
日本財団助成事業

2009年2月18日、国連大学内のウ・タント国際会議場(東京都・渋谷区)にて、日本ファンドレイジング協会/シーズ・市民活動を支える会をつくる会が主催する「日本ファンドレイジング協会設立記念シンポジウム~寄付文化革命、始まる!~」が開催された。

第一部では、林 泰義氏(日本ファンドレイジング協会理事/シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 代表理事)の開会挨拶のほか、笹川 陽平氏(日本財団会長)の来賓挨拶、世界最大のファンドレイジング協会AFP代表のポーレット・マエハラ氏の特別基調講演に加え、「日本ファンドレイジング協会が実現するもの」と題して徳永洋子氏による発表が行われた。

さらに第二部で繰り広げられたのは、トークセッション「寄付文化の革新に向けて」。コーディネーターに鵜尾 雅隆氏(日本ファンドレイジング協会 常務理事)、パネラーにポーレット・マエハラ氏、片山 信彦氏(ワールド・ビジョン・ジャパン 常務理事/事務局長)、渋澤 健氏(シブサワ・アンド・カンパニー 代表取締役)、小河 光治氏(あしなが育英会 理事)を迎え、熱い議論が交わされた後、日本ファンドレイジング協会理事の早瀬 昇氏によるクロージング「未来に向けてのアクション」で閉会。アメリカから来日したポーレット・マエハラ氏をはじめ、360名を越す多くの参加者と共に迎えた日本ファンドレイジング協会設立記念シンポジウムは、日本のファンドレイジング史上において、重要な一日となった。

■第一部 13:00~14:30■

【開会挨拶】 林 泰義氏(日本ファンドレイジング協会理事/シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 代表理事)

本日は、日本ファンドレイジング協会とシーズ・市民活動を支える制度をつくる会が主催する「日本ファンドレイジング協会設立記念シンポジウム、寄付文化革命、始まる!」にご参加いただきまして、ありがとうございます。まず最初に、2009年2月18日、この時点をもちまして、日本ファンドレイジング協会が設立されたことをみなさまに宣言いたします。代表理事は堀田力氏、常務理事・事務局長に鵜尾雅隆氏、事務局次長に徳永洋子を任命させていただきました。
さて、近年日本において、寄付への関心は高まりをみせています。しかし一方で、推進・革新していくにはまだまだ多くの課題が残っています。日本ファンドレイジング協会は設立されたばかり。今からみなさまに支えていただき、ご参加いただくことで、目指すミッションを果たしていくことなると思います。一緒に寄付文化を変えてまいりましょう。
また、本日のために米国から来日していただいたポーレット・マエハラ氏をはじめ、ご協賛いただいたアメリカ大使館、そして協会設立にご協力していただいた全てのみなさまに御礼を申し上げます。とりわけ、企画・設立段階から、さらには設立以降の運営にも多大なご支援をいただいております日本財団には、厚く御礼を申し上げます。

【来賓挨拶】 笹川 陽平氏(日本財団会長)

日本におけるファンドレイジング協会が立ち上がったこの日は、まさにNPO活動、市民活動の革命的な記念日ではないかと思います。
国家・行政だけでは埋められない社会のひずみを、市民活動や企業のCSR活動によって、埋めていく時代になってきました。しかし、ファンドレイジングに関して言えば、正直なところ、まだ大幅に遅れていると感じています。みなさんの仕事は、多くの人から「素晴らしい仕事ですね」と賞賛を受けているはずです。しかし、それでいいと思ってはいけません。ある意味、1000円でも寄付してくれる人の方が、仕事を正しく評価してくれているのです。
活動は、できるだけ多くの方に支えられることが重要です。私自身、ハンセン病を世界から制圧するために、日本財団とは別に個人でファンドレイジングを行っていますが、時間があれば、礼状書きをしています。ご支援してくださる方の輪が広がり、多くの方が協力してくれるということは、自らの仕事を真剣に評価し、支えてくれる人ができている証になるわけです。
今後、みなさんの協力で日本ファンドレイジング協会を立派に立ち上げていただくことをお願いすると同時に、お集まりのみなさんも、どうぞ日本財団の門を叩いてください。共に、よりよい日本をつくっていくために力を合わせてまいりたいと思っております。本当に、今日はおめでとうございました。

ポーレット・マエハラ氏紹介

会員数が3万人にも及ぶ、世界最大のファンドレイジング協会、Association of Fundraising ProfessionalsのCEO。Project HOPE、アメリカ赤十字、各種財団などで多彩なファンドレイジングを経験。今回は、日本で初めて発足した日本ファンドレイジング協会のシンポジウムのために来日。

【特別基調講演】「世界のファンドレイジングの潮流、そして日本への期待」 ポーレット・マエハラ氏

ご招待いただき、嬉しく思います。ファンドレイジングには、2つのゴールデンルールがります。知っている方?正解は、『誰かにお金をくださいと頼むこと』、そして『ありがとうと伝えること』。この2つをみなさんと共有した上で、講演をさせていただきます。

日本ファンドレイジング協会がこれから先、ご活躍されることは間違いありません。アメリカの協会は、今でこそ約3万人いますが、最初は4人。ですから、本日の400人余りからのスタートなら、もっともっと多くなるでしょう。
まず、NPOは基礎がしっかりしていなければいけません。プライオリティのトップにあるのは、倫理基盤を作るということ。そして、さまざまな税制優遇措置や法改正、ネットワーク作りなど。日本ファンドレイジング協会は、基盤を作り、課題を解決してくれる素晴らしい組織になるはずです。

フィランソロピーが実現できること

アメリカでフィランソロピーが発祥したわけではありません。人を助ける文化は、どこにでもあります。ドナーとお金の使い道を繋ぎ合わせると、ドナーは奇跡の瞬間を迎えます。人を幸せにすること、それがすべき事なのです。ファンドレイジングは、単にお金を集めることではなく、まとめ役であり、目的・動機と寄付者を繋げる役。フィランソロピーは、社会参加とコミュニティーづくりを促進し、幸せの循環を作り人々を一つにしてくれます。
今、世界は不安定な状況です。私たちは指先一つで世界の情報を集めることができるようになりました。グローバルな問題を共有する時代なのです。それと同時に、ドナーは日本の組織だけでなく、海外に寄付する選択肢も持っています。ドナーに国境はありません。そこで、仲間から、成功例、失敗例を学びましょう。いい教訓になるはずです。日本ファンドレイジング協会は、教育と訓練を提供し、ネットワークの機会を提供してくれるはずです。

戦略的なファンドレイジングとは?

戦略についてお話します。資金を調達する中で、まずは、オープンに、透明性を確保してください。そして、目的意識をしっかりもって、自分たちのメッセージを明確に位置づける。ぶれないで邁進できた時、ドナーは自分たちとの繋がりを感じるでしょう。
楽観的な視点も大切。それと同時に、前向きな姿勢と、現実的な視点を忘れてはいけません。経済の状況にかかわらず、自分の士気が全てを決めるのです。大切なのは、自分たちが冷静でいること、募金計画をぐらつかせず、率直に、楽観的に支援者に話すこと。また、約束のしすぎは禁物です。
次に資金開拓について、共有すべき事項を話しましょう。寄付者の定着をはかること、寄付者の意思をはかること、きちんと寄付者のフォローをすること、寄付文化のインフラを強化すること。経験から、支援者のフォローをすれば、自分たちの関係や目的との橋渡しができるとわかりました。友好関係を強化していくことこそが、ファンドレイザーの仕事。コミュニケーションが鍵です。みなさんからのコミュニケーションを寄付者は待っているのです。関係が構築できたら、お金は集まってくるはずです。
また、理事会もうまく活用しましょう。ネットワークを使って人を繋げ、メッセージを発信して、橋渡しをしてもらうのです。

最後に、大切な倫理規定のお話をします。非営利セクターは、倫理にかなったことをすると信用を受けられます。了承無しに、目的以外にお金を使ってはいけません。寄付者の権利も忘れずに。倫理観と信用こそが、私たちの価値を示す単位なのです。

本日は、みなさんが集まったこと自体が成功だと思います。ぜひパートナーとなり、協力していきましょう。最後に、鵜尾さんどうぞ。設立を祝してAFPからパートナーシップの証書をもってきました。本当におめでとうございます。

【日本ファンドレイジング協会が実現するもの】徳永 洋子(日本ファンドレイジング協会事務局次長)

はじめに、協会のミッションを発表します。協会のミッションは、「民間非営利団体に対する寄付という行為が高く評価され、民間非営利団体において資金開拓を担うファンドレイジング担当者が、誇りと自信をもって仕事を遂行し、また、寄付者が幸せと満足を実現できる新しい寄付社会を創造する」、ということ。さて、これが実現するとどんないい社会ができるのか、考えました。素敵な社会を、タイムマシーンにのってご覧いただきたく思います。
※再生時には音量にご注意ください。




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2020年、寄付は当たり前、どこに寄付するかを考える時代に。受けた団体だけでなく、寄付をした人も人生が輝き、困っている人は助かって、世の中にハッピーが溢れていた。どうしてこんな素晴らしい社会になったんだろう。振り返ると全ては2009年2月18日、国連大学で始まった。ファンドレイジングの成功事例を共有するプログラムができ、年に一度のファンドレイジング大会はお互いを刺激しあい、モチベーションが溢れる場になっていた。ファンドレイザーの倫理等のルール作りが進み、寄付白書も完成。子供たちには、寄付を楽しく学べるプログラムが提供されるようになった。認定ファンドレイザーの資格もできた。日本ファンドレイジング協会は、みなさんと夢を実現し、最後までチャレンジし続けることをここに宣言する。

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このような社会の実現を目指し、協会は下記について取組んでいきます。
まず、NPOにとっての事業として、季刊誌ファンドレイジングジャーナルの発行、年一度のファンドレイジング大会開催、定期的な研究会の開催。この3つの事業は、いわば、ファンドレイジング高度化事業と呼べるもので、ファンドレイジング担当者の情報共有、スキルの向上などを図るものです。また、こうした場を通じて、NPOの資金調達や組織基盤強化を支援する企業、助成財団、行政などとの連携を促します。
さらに、認定ファンドレイザー資格認定。ファンドレイジング担当者の専門性と信頼性の向上のために、経験とスキルと倫理観を有する人を「認定ファンドレイザー」とし、日本におけるファンドレイジング担当者の地位の確立と向上を図ります。
次に、寄付者と社会にとって。寄付者権利憲章とファンドレイザー倫理規定を策定します。
「寄付者権利憲章」とは、寄付をする人が寄付先に対して請求できること、たとえば寄付金の使い道、団体情報などを明らかにするものです。これによって、寄付者の寄付意識を高め、安心して寄付ができる環境整備を図ります。それと対をなすのが、「ファンドレイザー倫理規定」です。寄付を募る際に守るべき最低限のルールを決めます。各団体のファンドレイジング担当者がこの規定にもとづいた行動をとることで、その信頼性を向上させます。
さらに、日本の寄付の現状を明らかにして、寄付市場への関心を高め、寄付に関する統計データを継続的に提供する寄付白書を発行します。また、未来の寄付者を育てるために、フィランソロピー教育にとりくみます。
こうした事業は、協会が単独で行うのではなく、各地のNPO、企業、学会、シンクタンクなどと連携して取り組んでいきます。協会は、コーディネーターの役割を果たしながら、日本全体の寄付市場の拡大、寄付文化の醸成に取り組んでいきます。

■第二部 14:45~16:00■

【トークセッション「寄付文化の革新に向けて」】

●コーディネーター

鵜尾 雅隆氏(日本ファンドレイジング協会 常務理事)

●パネラー

ポーレット・マエハラ氏

片山 信彦氏(ワールド・ビジョン・ジャパン 常務理事/事務局長)

渋澤 健氏(シブサワ・アンド・カンパニー 代表取締役)

小河 光治氏(あしなが育英会 理事)

鵜尾 雅隆氏(日本ファンドレイジング協会 常務理事)
本日付で、常務理事となりました鵜尾です。最初に、パネラーの方に取り組みと、より日本で寄付が進んでいくためには何が課題なのかをお話いただくと同時に、マエハラさんの講演への質問やコメントをお願いしたいと思います。

片山 信彦氏(ワールド・ビジョン・ジャパン 常務理事/事務局長)
ワールド・ビジョン・ジャパンで開発途上国の支援を行っている片山です。寄付や信頼をどうしたら受けられるか?私たちがしている努力を3点お話します。
一つ目は、「ミッションを明確にもつ」。ファンドレイジングを団体のミッションとして位置づけ、組織としてファンドレイジングに取り組み協力していくことが大切だと思います。
二つ目は「プロセス」。ファンドレイジングも支援者の方も変革のプロセスがあることを、みていくことが重要です。まずは、入りやすい、支援者になっていただきやすい窓口を設け、理解してもらい賛同者になっていただく。継続した取り組みだといえます。
三つ目は、「チャレンジ」。経済状況は厳しく、やめていかれる方が増えました。これをチャレンジの時ととらえ、当たり前に思ってきたところを見直し、イノベーションをしようと。チャレンジの第二番目は「希望を持ち続けよう」。私のNGOでは昨年末、2ヶ月かけて新たに6000人の支援者獲得を目指し、キャンペーンをしました。結果は、5908人。目標には到達しませんでしたが、決してお金があるからご参加いただいたわけではありません。ここに、希望や可能性があると思いました。

マエハラさん、NGO・NPOの現場でファンドレイジングのインフラ整備が大事だということですが、具体的にスタッフトレーニングは何をなさっていますか?

ポーレット・マエハラ氏
持続する組織になるために、インフラに対する投資、研修、その他開発は大切です。年間の資金作り、大口寄付の取り付け方、電話での勧誘など、沢山の研修をしています。情報は仲間から学びましょう。資金提供者に対しては、事務コスト等も包み隠さず話し、説明してください。啓蒙していくのも、大切な役割です。

渋澤 健氏(シブサワ・アンド・カンパニー 代表取締役)
シブサワ・アンド・カンパニーの渋澤です。一緒に仕事をしていたヘッジファンドの会社がいたのですが、10%の報酬のさらに10%を、日本の社会企業家に寄付しませんか?と以前提案しました。そこで、SEEDCAPジャパンというプログラムを2003年からはじめ、5回の助成金をしました。
印象的だったのは、退職された元新聞社のお2人の例。難病をもったお子さんをディズニーランド等に連れて行って、素敵な思い出を作る、というものです。2年目に手がけた8件の中で奇跡が起きました。車椅子から立ち上がれない難病の女の子がいたんですが、ディズニーのキャラクターに会いにいった途端、歩き始め、学校まで行けるようになったんです。非常にうれしかったですね。
昨年、ファンドの関係で継続が不可能になってしまいましたが、仲間たちと個人投資家を目的に作った30年の投資信託で、売り上げの1%を使って、SEEDCAPジャパン2のようなことをやろうと思っています。今後は、民間から社会活動の場へ直接流れる仕組みを考えていきたいと思います。

ポーレットさんには、お願いすることを学びました。JFA会員になってください、それとコモンズ投資をお忘れなく。一口3000円です。二つ目は、Thank you very muchですね。

小河 光治氏(あしなが育英会 理事)
あしなが育英会の小河です。病気や災害、自殺などで親を亡くされたり、親御さんが障害で働けない学生に奨学金を貸し出したり、子供のケアをしている団体です。事業の具体的な事例をお話することで、何かみなさんの参考になればと思います。
学校の国公立、私立というように、あしなが育英会は、被害者立、若者立、庶民立、マスメディア立でできています。
まずは、被害者立。この会は、家族が交通事故の被害にあった、という人々が集まって発足したものです。私自身も8歳の誕生日に父が交通事故にあい、7年間植物状態でした。お金がありませんでしたが、あしなが育英会を利用して、高校大学にいきました。私たちは、このような運動を恩返し運動と呼んでいます。受けた恩をさらに前に返していくことが、大切です。
次に、庶民立と若者立。当会は、若者と寄付してくれるあしながさんが育てたものです。ですから、私たちは寄付者を一番大切にし、事務局一丸となって、いかに継続してもらうかを考えています。
最後に、マスメディア立。あしなが育英会は、有料の広告はゼロ。新聞記事やテレビ・ラジオのニュース報道に頼っています。その時代にあった、調査をし、発表をすることでニュースを生み出し取り上げてもらう。
今まで7万人の子供があしなが育英会で進学しましたが、各分野で世のため人のために活動している方が多くいることが、私たちの誇りです。

マエハラさんには、メディアとファンドレイジングという点についてお教えいただければと思います。

ポーレット・マエハラ氏
メディアには答えを用意して、透明性をもってオープンにいろいろなことを話しましょう。メディアの人はファンドレイジングが何か知らない場合もあるので、あなた自身が信頼できる情報源となり、彼らが学ぶ機会を提供してあげてください。

鵜尾 雅隆氏(日本ファンドレイジング協会 常務理事)
それでは、渋澤さんにお伺いします。経済界でフィランソロピーなどにもう少し関心をもっていただければと思うのですが、広がっていくためには何が課題なのでしょう?

渋澤 健氏(シブサワ・アンド・カンパニー 代表取締役)
経済界では、数字が使われますが、ソーシャルリターンを数値化するのには限界があります。つまり、共通言語がキー。私は、アメリカで育ち、帰国し財団法人に勤めた後、ウォール街に入ったので、営利と非営利が同じ感覚でした。両方のキャリアを経験した人が増えれば、共通言語が広がってくるかもしれません。

鵜尾 雅隆氏(日本ファンドレイジング協会 常務理事)
それでは、日本ファンドレイジング協会の設立にあたり、一言ずつ期待をお伺いしたいと思います。

小河 光治氏(あしなが育英会 理事)
ある関西の社会貢献企業担当者から聞いたのですが、受け手よし、支援者よし。さらには、今まさにどしゃぶりの経済ですが、社会よしとしていかなければと。ウィン・ウィン・ウィンの関係をつくりあげていくことが大切だと考えています。
切磋琢磨して支援者のパイを大きくすることが寄付文化の革新につながっていくので、努力を続けていきたいと思います。

渋澤 健氏(シブサワ・アンド・カンパニー 代表取締役)
2020年に、先ほどのビデオの通りになってくれればと思います。大切かつ必要なことは、明日があることを信じること。そういう意味で、私の協会への期待というのは、明日があることと他なりません。

片山 信彦氏(ワールド・ビジョン・ジャパン 常務理事/事務局長)
気持ちを維持しながら目標に向かっていくことは大変です。協会がプロを目指す場であると同時に、情報交換や励まし合いができる場を提供していただければと期待しています。

ポーレット・マエハラ氏
リーダーシップとビジョン、持続可能性が大切です。今日のこの機会は、みなさんの世界が大幅に変わったことを意味します。寄付文化を変え、構築し、拡充すること。非常に長い歴史をもつ組織がリーダーシップを発揮し、先頭をきって日本財団や日本ファンドレイジング協会が寄付文化の拡充をされていくことと思います。このような場はチャンスであり、プロセスの中でも非常に大切な一コマです。
ぜひ日本ファンドレイジング協会に入会してください。みなさまのがんばろうという気持ちに敬意を表します。

鵜尾 雅隆氏(日本ファンドレイジング協会 常務理事)
世界の25カ国から5000名以上が集まる、アメリカのAFPの総会を一言で言うと、みんなが元気になる場。この雰囲気を日本の中でもつくっていきたいと思います。
寄付文化の革新をすることは大変ですが、やる価値はあります。我々だけでできるものではありません。みなさんと一緒に日本ならではの寄付文化の革新をしていきたいと思っています。

【クロージング:未来に向けてのアクション!】早瀬 昇氏(日本ファンドレイジング協会理事/大阪ボランティア協会常務理事)

沢山の方にお集まりいただき、ありがとうございます。大阪からきました、日本ファンドレイジング協会理事、早瀬 昇です。
大阪ボランティア協会ができた1965年当時、「ボランティア」は辞書にのっていませんでした。最初にのったのは、1969年。一方、今日、ヤフーの辞書で「ファンドレイジング」を調べたら、見事にありませんでした。また、寄付より汗をかいてボランティアする方がいいことだと、社会の中にまだある気がします。笹川平和財団の方にきいたのですが、「寄付をするというのは、自分たちよりもっとうまくできる人、団体があることを信じることだ」と。我々が寄付者と団体を繋いでいく必要があります。
今日、皆さんにとっていただきたい最初のアクションは、まず同封の紙にメッセージを書くことです。そして、ぜひとも、総会への議決権がある運営会員か、総会へ参加し、意見を述べることができる賛同会員への入会をご検討いただきたく思います。よろしくお願いいたします。
それでは最後、大阪締めで締めましょう。
「う~ちまひょ、ポン、もひとつせ、ポンポン、いおうてさんど、ポポンガポン。」
おめでとうございます。

早瀬氏の楽しいクロージングのあと、会場では、ポーレット・マエハラ氏、パネリストの諸氏を囲んで、参加者の懇談の輪がにぎやかに広がっていた。

日本ファンドレイジング協会への入会や事業内容、発起人一覧、メールマガジン申込など詳細は、下記オフィシャルブログをご参照ください。
日本ファンドレイジング協会オフィシャルブログ
(協会概要・発起人一覧・会員募集・イベント報告・メールマガジンなど)

報告:徳永 洋子(2月25日)

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