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2010年の報告

2010年09月01日 20:18

NPO法人会計基準発表イベント ~日本初!民間主体・市民参加型で策定を実現!~

NPO法人会計基準発表イベント
~日本初!民間主体・市民参加型で策定を実現!~

2010年7月20日(火)午後6時30分~9時

於:アルカディア市ヶ谷(私学会館) 6階 「霧島」

主 催:NPO法人会計基準協議会


NPO法人会計基準協議会は、7月20日に「NPO法人会計基準発表イベント ~日本初!民間主体・市民参加型で策定を実現!~」を開催しました。

会場は、市ヶ谷の「アルカディア市ヶ谷」の霧島の間。窓からは、お堀が眺められ、梅雨明けの青空に緑が映えます。
18:00から受付が始まりました。この日、157名の方がご参加くださいました。

司会のシーズ・市民活動を支える制度をつくる会の鈴木より、数時間前に、NPO法人会計基準が承認を得て、発表となりましたことが報告されました。
主催のNPO法人会計基準協議会代表団体のシーズ・市民活動を支える制度をつくる会の松原より開会の挨拶。


(イベントの様子 挨拶する松原 7/20)

「NPO法人制度ができてから今年で12年目、認定NPO法人制度ができてから10年になる。NPO法人の数は今全国で約4万法人を超えた。NPO法の精神は、NPO法人自身がしっかりと情報開示をして、そして市民にその実態を知ってもらい、そして市民から支援を得ていく、そういうことを趣旨としている。NPO法人会計基準協議会は、全国の79のNPO支援センターが集まり、去年3月にこの「会計基準をつくろう」というプロジェクトをスタートした。これまで、8回にわたる策定委員会、それから4回にわたる会計基準の総会を開催し、多くのご意見・パブリックコメントをいただき、この会計基準づくりを進めてきた。内閣府をはじめ47の都道府県の担当者を含む、524名のオブザーバーの方にも参加していただいた。
手元にある「NPO法人会計基準」は、行政の力に頼ることなく民間の力で作って民間の力で広めていこうという我々の決意の表れである。この会計基準を、民間の力で作られたということでぜひ使っていただくことを切に希望する。
この会計基準を策定するにあたっては27名の策定委員の方々、それから42人の専門委員の方々のボランティアによる熱心な議論なしには、実現できなかった。協議会を代表して皆さまにお礼を申し上げるとともに、日本税理士会連合会、多くの助成財団、企業、個人の方々、助成財団センターのご後援に対しても、お礼を申し上げたい。
最後に、この会計基準プロジェクト、これを始めるにあたり、赤塚和俊さんが「プロジェクトを始めよう」ということで一緒に準備を進めていたが、志半ばで会計基準策定プロジェクトのスタートを見ることなく他界された。その思いを受けてこのプロジェクトをスタートし、今日、ここに発表の運びになったことを報告できることを大変嬉しく思う。今後もご支援、ご協力、是非ともよろしくお願いしたい。」

続いて、NPO法人会計基準策定委員会委員長の江田さんよりご挨拶。


(イベントの様子 挨拶する江田氏 7/20)

「この会計基準は、口ではなかなか言い難いほど、大変な努力の産物である。議論は全てオープンにしたし、オブザーバーとして皆さんに参加してご意見をいただいたし、掲示板を通じてもずいぶんたくさんのご意見をいただいた。それだけじゃなくて中間報告が終わった後と、4月8日の最終案を報告した後も、全国で会合を開催し、皆さんからご意見をいただいた。それがこういう形でまとまったということは、これ以上嬉しいことはないし、本当に協力していただいた皆さんにお礼を申したい。
私たちが検討したこの会計基準は、本当に皆さんの常識を越えた努力の賜だ。13時から21時までご飯も食べないで議論をしたということが1回や2回じゃなく、お互い本当に言い合って、不快な思いをさせたこともある。本当に激しい議論もした。傷つけられたこともあったし、たぶん傷つけたこともあると思う。でも今、仲間達がこれだけいるということは貴重なことだし、こういう人達と知り合えたことを大変嬉しく思う。
私は会計をずっとやってきたが、会計をこれだけみんなで真剣に議論したなんてことは、これまでなかった。だからこれは本当に私たちにとって誇りに思っていいし、この会計基準が世の中に出て、そして多くのNPOの人たちに使われて、日本のNPOの土台作りに貢献できればこれほど嬉しいことはない。
もう1つ、この中でお話したかったことがある。この会計基準ではボランティアの役務、あるいは無償による施設の提供等を会計情報の中に計上できる、こういう可能性を基準の中に取り込んだ。よくよく考えてみるとお金で寄付をする人、あるいはお金に余裕がないから自分がボランティアで働いて世の中に貢献したいという人、それから自分が持っているものを使って世の中に貢献したいという人、全部同じで、どこにも差がないのではないだろうか。これを会計基準の中では一応取り込めるという余裕は作ったが、まだまだ社会の中でこのことは解決していかないといけない課題を残していると思う。どうか我々の会計基準がその議論の出発点になって、日本の中で社会貢献あるいは他の人達に対して、助け合うとか貢献するとか、そういうことが当たり前のものとして受け入れられるような社会にしていただきたいと思う。」

策定委員会副委員長の脇坂さんより、NPO法人会計基準が、どういうプロセスを経て本日公表に至ったのかということと会計基準の内容が、パワーポイントを使って、説明されました。


(イベントの様子 説明する脇坂氏 7/20)

「NPO法人会計基準は、NPO法人自身が自発的かつ主体的にそれを採用し、また、多くの法人がそれに準拠して会計報告を行うようになることが、NPO法の趣旨にかなうという考え方のもと、策定がすすんだ。そのために、会計基準の策定におけるすべての議論を公開し、また、オブザーバー制度も取り入れて、市民が発言できる機会を確保することにつとめた。
具体的な体制は、手元に配布しているプリントにもあるものと同じものだが、NPO法人会計NPO法人会計基準協議会という全国79のNPOの支援組織、ここが主体となり、NPO法人会計基準策定委員会というところに諮問をして、16ヶ月に及び議論と議論を重ね、この基準を作ってきた。
この策定委員会は、NPO会計の専門家や経理担当者や助成財団、金融機関、あるいは学者の方とか、いろんな方に参加してもらった。更に、作成に必要な細かい作業については下にある専門委員会というところで、実際にQ&Aを作ったり会計基準の校正をしてもらった。
また、オブザーバーという形でいろいろな方に、登録をしてもらい、議論に参加してもらった。
そうしていろいろ検討を繰り返しながら、冊子を配ったり、各地で検討会を行ったり報告会をしたり、パブコメをとったり掲示板などでいろんな方の発言する機会を得た。これまで、策定委員会を中心とした議論に、3000名以上の方々に参加していただいた。
最終案が出た4月8日以降、これを基に更に全国15地区で最終案報告会を実施、573名が参加して107名から333件のパブリックコメントをいただいた。パブコメでいろいろな意見が出て、6月、7月にかけて臨時の委員会を開催して検討。また練り直しがあって、今日の7月20日の最終の発表という形になった。
今回発表されたNPO法人会計基準のポイントは以下の通り。
1.NPOの会計の信頼性を向上するためにはこのフローの計算書である活動計算書と貸借対照表がつながりやすいものにしようということで、次期繰越正味財産が貸借対照表とつながるよう、「収支計算書」を「活動計算書」に変える。それぞれの活動にどれぐらいのコストがかかったのか、それをどのように形で資金を調達していたのか、その結果、正味の財産がどれだけ増加したのかという活動を表す形となる。
2.経常費用の部というところを、事業費と管理費に分けた上で、さらに事業費と管理費を人件費とその他経費に分けるというような表記にする。
3.無償・著しく低い価格の施設の提供やボランティアによる役務の提供等を会計に取り込むこと。あくまでこれは任意規定という位置づけとなる。
4.NPOの中には、「こういうことにお金を使って下さい」ということで受ける寄付があり、重要なテーマとなるので、使途が制約された寄付金等は原則注記とする。
5.小規模法人への対応は、重要性の原則を幅広く解釈し、なるべくこの会計基準への導入を易しくして徐々にレベルが上がっていったら、会計基準もそれに応じて難しいところを適用するという形とする。」

つづいて、策定委員で、専門委員でもある岡村さんよりご挨拶いただきました。


(イベントの様子 挨拶する岡村氏 7/20)

「こんばんは。私は策定委員と専門委員両方入っておりますが、策定委員会の雰囲気を少しお伝えしたいと思う。
最初、ある程度軌道に乗るまでの策定委員会の議論は、まるで火花が散るような激しいもので、策定委員の間だけではなくて、オブザーバーとの間でも行われた。策定委員に注がれる目というのはいつも、刺されるような、いてもたってもいられない、針のむしろにいるような、そういう感じが数回続いたことを思い出す。私は大学で会計学を担当しているけれども、学生からそういう刺される目で一度も見られたことはない。(会場笑)
もし皆様の前で、そういう雰囲気の前で授業がもし出来たとすれば、これは教師冥利に尽きるなという風に実感している。皆様に今日ご覧いただいております会計基準とガイドライン、全部のページ数を合わせると160ページを超える。会計基準だけではなくて、それを実際に使う面で必要な指針や、Q&A、それらを作るのに一体どれぐらいの時間がかかったんだろうか。それからどれだけの人達のサービスが提供されていたんだろうか。先ほど江田委員長の話の中にあったように、ボランティアの役務を仮に金額で今回のプロジェクトについて換算をしたら、何億円にもなるだろうと。場合によっては兆という単位がつくかもしれない。全国津々浦々の協力を得て初めて完成したものだ。そういう点から致すと、この会計基準はNPOに関係する人達の総力を挙げた、賜であろうと思っている。アメリカやヨーロッパの国々でも、こういう形で基準を作り上げたことは恐らく歴史上なかったであろうと思う。NPOの会計基準では、日本だけでなく世界で初めて草の根の形で作り上げられたことは、これは画期的な出来事だと思う。こういう風に生み出された会計基準だから、作ったら終わりではない。作って万歳ではない。これから実際に運用し、使ってもらい、全国津々浦々のNPOが全て使えて、それが全部受理されるような会計が生まれることを願っている。16ヶ月にも及ぶこれらの活動から、大変な知恵や考え方を私は得ることが出来たことに、感謝をしなければならない。それと共にこのような会計基準が出来上がったことについては、大いに宣伝もし、それから皆様のご協力に感謝する次第だ。」

会場では、岡村さんのお話に熱心に耳を傾ける様子がうかがわれました。

次に協議会事務局長の加藤さんから本日発表された基準をどう普及するかについて。


(イベントの様子 挨拶する加藤氏 7/20)

「昨年3月にこのNPO法人会計基準の策定プロジェクト、とにかくやろうということで取り組んで、16ヶ月かかり今日やっと公表に至った。当初よりだんだん話が大きくなって、さきほど終了した合同会議ではボランティア換算をしたら億の単位で言っていたのに、今のお話では兆まで来たかと。(会場笑)
私は一応、公認会計士、税理士として30年ぐらい会計、税務のことばかりやってきたが、この1年4ヶ月の間にこの策定委員会という専門家の集まりと、『いや、会計基準は我々が作るんだ』と言うNPO法人、実際には支援センターの方々の協議会のちょうど真ん中にいる事務局の責任者としてやってきて、『会計って一体何なんだろうか』という、基本的なことからもう一度問い直す、16ヶ月だったと思っている。
会計基準策定プロジェクトは、当初からもちろんこの会計基準を作ってみんなで使うように公表しようというのが第1の目的ではあったが、やはりそれをNPO法人自体が一緒に自分たちで作るという中で、一体会計の役割って何なんだろうかということを気づいていただく、そのことが大事だということを考えてきた。今日完成に至った段階で、一応当初の協議会の役割はおしまいということで解散、策定委員会も専門委員会も協議会も解散ということになったが、協議会は今日の午後、総会ということで再度、規約を作り直して少なくとも来年の12月までは、基本的にはNPO法の改正をし、各都道府県の条例が変わり、この会計基準でほとんど多くのNPO法人の方が会計報告を出すというところになるまでは、一所懸命普及を続けていこうということで継続することを決議した。その中で、もう1度中心になる世話団体の方を募集しましたところ、79団体のうち、31団体が手を挙げた。正にこういう全国北海道から沖縄までの中で、頑張ってとにかくこの基準を使って、自分たちのやっていることを本当に世の中に出して、いいことをやってるよということをよく分かるように示す会計報告を作っていこう、そういう中心になっていく団体が多く出てきていただいたことを含めて、これからさらにこれを使って本当に日本のNPOの活動をさらに広げ信頼を得るということのために、是非協議会全体としてがんばっていきたい。またこれまでご協力いただいた専門家の皆さん、助成財団の方、所轄庁の方からもご協力いただき、みんなの力で本当にNPOの信頼性を確保し、世の中に事業を広げていくような形にしていきたいと思うので、これからもよろしくお願いしたい。」

会計基準策定プロジェクトにご協力いただいた日本税理士会連合会の公益活動対策部委員で、策定委員を務めていただいた辻村さんより、普及に関してお話いただきました。


(イベントの様子 挨拶する辻村氏 7/20)

「本日は会計基準がまとまったということで、お祝い申し上げたい。策定委員及び専門委員に、多くの税理士の方が参加しているし、各地で多くの税理士の方が、このNPOに関係しているという状況だ。日本税理士会連合会は全国で15の税理士会があるが、日本税理士会連合会としては、まず8月5日に脇坂氏を公益対策部の勉強会の講師に招き、研修を行う予定。それから9月にはDVDで収録したものを、全国の税理士に配布をして、研修の材料にしていきたいと考えている。まだ未定だが、この15の税理士会で各地でそれぞれ協力体制を組んでいくというのが1番よいのだが、既に福岡の方では江田策定委員長が講師をされるということになっている。また神奈川県には税理士のNPO法人があり、こちらの方が全面的な支援体制を組むという風になっている。それから近畿の税理士会においても支部の予定がされているように聞いている。全国的に出来るだけ支援体制を組んでいきたいと思っており、今後ともよろしくお願いしたい。」

第一部が終了し、休憩中に会場外の廊下で、これまでの経緯の写真や、寄せられた応援メッセージの展示に足を止めて見入る方もたくさんいらっしゃいました。

当日展示されましたものの一部は、下記から閲覧が可能です!
展示物1:これまでのあゆみ
http://npokaikei.blog63.fc2.com/blog-entry-96.html

展示物2:プロジェクトに寄せられた皆様からのメッセージ
http://npokaikei.blog63.fc2.com/blog-entry-95.html


(イベントの様子 当日の展示 7/20)

第二部の祝賀パーティーが始まりました。
公益財団法人助成財団センターの田中さんより祝辞をいただきました。


(イベントの様子 挨拶する田中氏 7/20)

「今回の基準が、全く民間ベースでつくられたということで、その内容も実際に使われるNPO法人の方々の事情を相当考慮した形で作られてきたということと、それから単に会計基準が示されただけではなくて、それを使いこなすためのガイドラインであるとか、あるいはQ&Aといったようなものが全部ワンセットで作られているとということで、これはこれまでのいろいろな会計基準、とりわけ公益法人、我々の公益法人の会計基準というのも平成20年に作られているのだが、それらの策定とは全く違う形で、市民参加型で作られたということで、本当にうらやましく思っている。
私共、支援申し上げてきた経緯を申し上げる。昨年の3月からこのプロジェクトはスタートしたわけだが、その前の年の、ちょうど今から2年前の夏、今頃から、シーズの松原さんの方からいよいよNPO法も10年経って、統一した会計基準を本格的に作りたいという話があり、それに対して相当の費用がかかるということで、何とか支援して欲しいという相談があった。
私共は『NPO支援財団研究会』というような研究会であるとか、あるいは東京都社会福祉協議会の中には『民間助成団体部会』といったような団体があるので、そこに声をかけさせていただき、当座立ち上げの費用をご支援するというような形で協力し、スタートした。
またその後も資金面ではいろいろな団体から追加的な支援がされ、現在に至る。支援する立場から申すと、この基準が出来上がったというところで今日は大きな節目になるわけだが、これで目的の半分が達成出来たということで、先程来お話があるように、今度はこの基準を実際に普及し、多くのNPO法人の方々がこの基準を使う、そういうことがこれから望まれる。
助成先のNPO法人の方々が、この会計基準を使うということを1つの条件とするなど、我々助成する側の立場から、普及を推進をしていくという形で、今後取り組んでいきたいと考えている。
それからこういった1つの大きなプロジェクト、つまり社会に大きな変革を与えるようなプロジェクトで、これまでのように1つの助成財団、あるいは助成団体では仕組み的に賄いきれないというようなものに対して、複数の助成財団が協調して支援をしていくような助成のあり方を、今後の助成財団の1つの新しい取り組みとしてを強化していきたいという風にも考えているところだ。いずれにしても今日お集まりの皆様は、この会計基準の誕生に1枚も2枚も加わっていただいた方ということで、『作った』責任は『育てる』ところもあるということで、これを育てていくという重要な責務を負うということで、この素晴らしい会計基準を、ある部分では手直しも必要かもしれないが、皆の力で普及させていくということで取り組んでいきたいと考えている。本日は本当におめでとうございました。」

ここで乾杯のご発声は、NPO法人会計基準協議会メンバーのいしかわ市民活動ネットワーキングセンター、青海さんより。青海さんのユーモアあふれるお話に、会場は笑いの渦に包まれました。


(イベントの様子 挨拶する青海氏 7/20)

「皆様、お手元にビールは届きましたでしょうか。非常に僭越ではございますが、金沢市の民設民営の支援センターの事務局長をやっております青い海と書いて青海と申します。この間、皆さま、本当にご苦労様でございました。そして今日1時から合同会議ということでもご苦労様でございました。途中10分の休憩がございまして、私、外に出て信号を渡って公認会計士会館にあるタバコ部屋(喫煙ルーム)に行って1本吸って参りましたが、いつもならきっと赤塚さんも一緒に横断歩道を渡ってたんだろうなという感慨をちょっと持たせていただいております。実は私、早い時期からこの会計基準を使った実践に取り組んでおりまして、4月に、金沢市で研修会がございまして60人ぐらい相手にお話させていただく機会がありました。『皆さん達の会計、どんな会計ですか。収入の部に繰越金を入れて、そして支出の部にも繰越金を入れて、上と下で合わせるとちょうどゼロになって全部お金を使って明朗会計だよなんて、こんなの全然どれだけのお金が残ったのか分かりませんよ』みたいな話をし、『実は皆さん、いいものがあるんですよ、これから会計基準というものが出来ますから、これですよ』と全員に配布させていただいたんですね。その後でまぁブーイングでございましてね、(笑)『こんなところまでやんなきゃいけねぇのか』なんか言われちゃったりして。でもめげずにまた挑戦しました。3月、うちのNPO法人は決算でございまして、6月末に所轄庁に、全然手も震えることもなく堂々と事業報告書を提出して参りました。そのときに担当の職員の方に、『これがNPO法人会計基準で出来る新しい活動計算書ってやつですよ。内訳書というのはこうなってましてね』と説明しましたら、『その他事業も1枚に入ってるんですね、分かりやすいですね、これ。』なんて。『受けとってもらえますか』と聞いたら『受けとりますよ、受けとりますよ。』と受けとっていただきました。正にいろんなお話がありました通り、これからです。本日はこれからのこのNPO会計基準の普及のために乾杯したいと思います。みんなでこれから普及のために戦うぞぉ~っ!乾杯~っ!ありがとうございました。」


(イベントの様子 歓談中 7/20)

これまで1年4ヶ月にわたりまして今回の会計基準の議論に、NPOの声を大事に扱っていただきながら進めてくださいました策定委員の方々を事務局よりご紹介。お酒が入りましたこともあり、遠慮なく何でも言いたいことをどうぞと一言ずつお願いしました。何度もお話に出ていましたが、みなさま全員ボランティアで関わっていただきました。


(イベントの様子 策定委員の皆さま 7/20)

岡村委員
先ほどお話したので、お祝いだけ。おめでとうございました。

早坂委員
非営利法人研究学会というところに属しているが、1つ大変喜ばしいのは、昔、昔、私が書いたボランティア活動とか現物でもらった寄付は評価して何らかの形で反映すべきだという論文を書いて通らなかったのだが、それがこういう形で会計基準に取り上げられたというのは非常に嬉しいなと密かに思っている。

瀧谷委員
何らか貢献しなくてはいけないなという思いはあるがなかなか出来ずに、いつも皆さんから助けられていた。いつも迷ったときには自分の中では「赤塚さんだったらどう考えるのかな」と問いかけて、答えを出していければなと思って、ここ1年何ヶ月、やらせていただいた。江田さんからもあったが、完璧ではないかもしれないけれども、今現在の1番最善のものができたかなと思っているので、またこれからよろしくお願いしたい。

茶野委員
私は本当にここにいるのが恥ずかしいほどあまり貢献が出来なかった。2つの理由があって、1つは物理的に出られる時間があまりなかったということと、出席したにしても、専門知識にかなうものは全くなく、その中で時々ちょっと実務的な、どちらかと言うととぼけたような問題提起をするようなことしか出来なかったという、その2点。ただ、この前身にアカウンタビリティ研究会という会議があり、私がプログラムオフィサーのときに、笹川平和財団が、助成させていただいて、そのときに一緒に席に連ねていただいたという、そこら辺から今回呼んでいただいたのかなという風に思っている。ということで私はほとんど参加していなかったので堂々と言えるのだが、この基準は本当に素晴らしい基準であるし、読んでいると会計とか数字とかいうと、どちらかと言うとつまらないと思われがちなところに、本当にいろんな思想がそのバックにあることを、委員の先生方が非常に丁寧に、しかもNPOの立場に立ちながら議論を重ねて作ってくださったなというのがよくわかる基準ではないかと思う。やはり自分をどういう風に表現するかというのはとても重要なことで、会計でもって自分たちの団体をどういう風に表現していくか、それをどういう風に見てもらうかというのは非常に重要だなというのは日々の仕事を通じて思っているので、そういう意味でこの基準が、これからどういう風に活用させていくのかのお手伝いをこれから微力ながらしたいと思っている。どうもありがとうございました。

江田委員長
ありがとうございました。茶野さんはそういうこと言っているが、茶野さんの問題提起はとても良くて、茶野さんが話したことで結構時間を食ったということはあると思う。(笑)本当に今回、策定委員の方もそうだか、専門委員の方で参加してくれた人達が本当に素晴らしい人達で。すごく僕はきつく言ったこともあるし、Q&Aなんかはバサバサ削除したし、ひどいことをやったりしたけど、それに全然めげないで、闘争心むき出しにして新しいのを書いてきてくれたというところがある。本当にこの人達は素晴らしいから、どうぞ皆さん方、会計基準の説明会をやるときには、是非この専門委員の方達に声をかけてほしい。本当に素晴らしい人達だ。ここにいるみなさんも含めて、こんなに素晴らしい人達と一緒に、1年4ヶ月やれたということは、素晴らしいことだと思う。本当にありがとうございました。

脇坂副委員長
私は全然会計とか税務に関しての認識は深くないのに副委員長という大役を仰せつかって本当に困った。会計基準の原案を作れと言われて、企業会計基準なんて税理士試験が終わってからほとんど読んだことなく、本当に困った。今回の会計基準は特に今日参加されていないが、同じ副委員長をされている水口さんが作られた原案を基にして作っていて、そういう方にいろいろ助けていただいたり、江田さんの叱咤激励を受けながら(笑)、とにかく自分は地道に作業するしかないと思っていろいろ作業して何とか今日こうやって発表できた。こういうプロジェクトに参加、しかも副委員長という立場で参加出来たというのは本当に光栄だと思っている。今後特に普及が勝負だと思っているので、むしろここから先が大変だなと思っている。是非皆さんも一緒にこの基準の普及に努めていただくようお願いしたい。

渡辺委員
さっき茶野さんからもあったが、この原型にあたるのはアカウンタビリティ研究会、その前のものが、確かトヨタ財団の研究助成だったと記憶している。これが今回さらに具体的にNPO法人にとって初めての統一会計基準ということで出来上がったという、NPO法制定以来の非常に感慨深いものがある。さっき瀧谷さんが60点ぐらいとあったが、NPO法のときも同じような議論をして「とにかく60点でも合格点なんだから、後は使いこなしてよりいいものにしていこうよ」と。これは全く今回の会計基準でも同じようなことが言えるんじゃないかと思います。前から思っていたのは、統一会計基準が出来ることで1つ重要なのは国際比較が可能になると。国際比較が可能になるとNPO法人の社会の中でのロケーションが、国際的にはっきりしてくる。ということは、それが必然的に非営利セクターの基盤強化になるということで、本当に重要な契機になったんじゃないかと思う。今、脇坂さんが言ったように、後は使いこなしてさらにブラッシュアップしていくということになると思うので、私もNPO法人をやっており、是非これをみんなで使いこなしていきたい。

黒田委員
私も策定委員に一応入れていただいたが、あまり大して貢献も出来ずに大変失礼した。思い起こせば松原さんに会ったのが、たぶん93年の秋ぐらいだが、シーズを立ち上げるにあたって、3つのことをやろうと思ってたことを記憶している。NPO法を立ち上げるということと、NPOの税制をやるということと、情報公開と会計基準。そういう強い意志を持って、シーズという団体を作って、これだけ多くの方を巻き込んで、今日まで来て、本当にすごいなと、正直感無量だ。私も先ほどから出ているアカウンタビリティ研究会に関わらせていただき、当時は最初はアメリカの非営利の会計基準をみんなで一緒に勉強した記憶があるが、今回の会計基準、FASBを越えたんじゃないだろうか。これからも私も普及に微力ながら、少しでもお役に立てればと思う。本当に皆様おめでとうございます。そしてありがとうございました。

加藤委員
実は私は会計と税務の専門家と言うよりは、実は専門はIT。ITも実際に使う人がITって何だか分からないで、長い1年以上をかけて何十億のお金をかけて作るという、それも寄せ集めのプロジェクトチームで作るというので、プロジェクトマネージャーという国家資格がある。これが大変な目に遭うんだ、プロジェクトって大変なんだよってことをITの専門家に聞いていたのだが、今回、良く分かった。ただ、ITと同じでシステムが出来たよ、実働したよ、そこから先だ。「すぐ止まりました」「使い物になりません」「不具合です」「真っ暗けです」これでは本当に役に立つITじゃないのと同じように、会計基準は出来たが、本当に役に立つ会計基準かどうかは皆さん、使っていただいてからになるので、是非使って、いろいろご意見をもらい、より良いものにしていきたいと思う。

続いて、全国で開催の学習会の講師や、Q&Aの執筆・監修をしてくださり、会計基準の策定にご尽力くださいました専門委員のみなさまをご紹介し、お住まいの地域と一言ずついただきました。皆様には、ボランティアでご協力いただきました上、東京での会合には、交通費もご負担いただきながら協力していただきました。


(イベントの様子 専門委員の皆さま 7/20)

深谷委員
埼玉で会計士。道半ばかもしれないが、これから普及活動に全力を注ぎたいと思う。よろしくお願いしたい。

馬場委員
東京の小金井で税理士。こんな記念すべきところに、さらに壇上に上げていただき、本当に光栄だと思っている。これからもまた尽力したいと思う。

福田委員
横浜の関東学院大学で管理会計を担当している。今後普及する中で何か出来れば何でもやらせていただきたいと思う。ありがとうございました。

大久保委員
仙台のNPO支援組織の杜の伝言板ゆるるの代表理事。専門家ではないが支援組織として、専門委員会に参加した。仙台には赤塚ファンが多くて、仙台から3名、私を含めて税理士さんと公認会計士さん3人が専門委員として参加している。これからも普及のところでもう少し力を出していきたい。ありがとうございます。

上原委員
東京の青山学院大学で博士後期過程で非営利の会計とか監査とかを研究している。私は今回、このプロジェクトに関わらせていただいて、本当にいろんな方が心血を注いで関わられる姿、また会計に対する姿勢であるとか、そういったものに対しての考え方と、そういったものが学生の私にとってどれほど刺激になったかと感謝している。これからも私の研究の一環でもあるが、その何かしらのお手伝いが出来たらという風に思っている。よろしくお願いしたい。

岡田委員
東京の税理士。本当に1年以上、改めて会計とは何か、勉強する機会になり、改めて感謝を申し上げす。これから普及はたぶん若手の専門家も頑張らないといけないと思うので、たぶん長距離マラソンのような長い取り組みになると思うが、頑張りたいと思う。ありがとうございます。

橋本委員
愛知県の税理士。今回、Q&Aの方も書かせていただいたが、それ以外に監修という作業をさせていただいた中で、皆さんの書いていただいたものに、こちらが手直しをして非常に申し訳ないなと思っていた。しかし、その結果、とてもいいものが出来たなということで、皆さん、非常に能力が伸びて、大変嬉しく思う。ありがとうございます。

五百竹委員
広島の県立広島大学というところで会計学を担当、またひろしまNPOセンターの理事もやっている。今年の9月に全国ボランティアフェスティバルが広島である。たぶんそのときもここにいらっしゃる多くの方にお世話になると思うが、よろしくお願いしたい。

中山委員
金沢で税理士。実はQ&Aとか何も担当しなくて、仕事とギター弾いたり歌を歌ったりしていた。すみません。(会場笑)江田委員長は「中山さんさぁ、俺これつらいから早く終わって、横浜ブルースナイトをやりたいんだよ」と言っていて、「僕も出させて下さい」という話をしていて、それがいつ始まるのかを今日、確認に参りました(会場笑)けど、まだ続きそうなので、もうちょっと一緒に江田委員長も僕も頑張りたいなという風に思う。よろしくお願いします。

板倉委員
横浜で税理士。個人的には事業費と管理費の区分になったのはちょっと嬉しかった。神奈川県と山梨県の税理士に対するこの会計基準の普及には、これから力を尽くしたいと思う。よろしくお願いします。

田村委員
広島で税理士。私は20年前に親子劇場に入り、親子劇場で運営委員長と事務局長を兼任するという過去がある。永遠のコミュニティワーカーで頑張りたいと思う。よろしくお願いします。

白石委員
福岡で税理士。NPO会計税務支援福岡という、税理士を中心とした団体の副代表をしている。この会は税理士などの会計専門家に、NPOの会計とか税務を学んでもらって、専門家がNPOの支援を出来るような体制作りをしていくということで、中間的にNPOの支援をしていくことを目指している。会計基準の普及については、直接はNPOの中間組織の方達にしていただくということだが、私たちはNPOに協力出来るような会計専門家を1人でも増やしていくという活動を、これからしていきたいと思っている。よろしくお願いします。

平塚委員
埼玉で、一応職業は最近、社会保険労務室にはついた。経理の経験が長かったので、専門委員に応募したがほとんど何も出来なかった。ひたすら勉強をさせていただき、本当に感謝している。まだ読み切れないメールがある(会場笑)ので、まだ読み進めて勉強をしたいと思う。何か、こんな私でも手伝うことがありましたらどうぞ声をかけて欲しい。よろしくお願い致します。

矢崎委員
東京で公認会計士。会計士というよりかは雑用を含めたボランティアをやる方が本職かなと思われるように、今日はこのようにイベントのボランティアとして働かせていただいている。なのでそんな中、会計という面でお手伝いできたというのはすごくいい経験になった。今後の普及も微力ながら頑張りたいと思うので、どうぞよろしく。

今回のプロジェクトをご支援いただきました助成機関のみなさまより一言ずついただきました。プロジェクトの重要性を深くご理解いただき、さまざまな局面で支援してくださいました。


(イベントの様子 助成機関の皆さま 7/20)

キリン福祉財団 栃内氏
この3月から財団のメンバーになったが、今日は本当に勉強させてもらった。今までずっとキリンビールのセールスをしていたのでアルコール漬けだったが、これからは頭も使って大いに勉強していきたいと思う。よろしくお願い致します。

キリン福祉財団 山形氏
本日はNPO法人会計基準が策定されましたこと本当にお祝い申し上げる。私も今年の4月から財団に勤務、今日初めて先ほどの合同会議にも出させていただいた。皆様が1年4ヶ月かけて、本当にご尽力とご努力されてきたことが伝わってきた。本当に皆さんのチームワークと言いますかね、力の結集だと思って心を打たれた。この勢いでますます普及されて、この会計基準が全国に広まることを祈念致したいと思う。本当に今日はおめでとうございます。

トヨタ財団 加藤氏
このたびは会計基準の策定、大変おめでとうございます。今日、お集まりの皆様方を始め、全国各地の、この基準策定に関わられた多くの皆様方のこれまでのご尽力に深く敬意を表したいと思う。私共の財団と会計基準の策定の関わりは、先ほど渡辺がちょっと話したが、1996年と1998年のNPO法人等会計基準草案策定と、その研究プロジェクトにトヨタ財団として助成させていただいた。こうした経緯の中で一昨年の5月だったと思いますが、シーズの松原さんの方からお話があり、是非このお話はNPOのこれからの健全な育成のために必要で不可欠なインフラであるという風に考え、直近の理事会に提案し、確かご要請額の半額近いお金だったと思ったが支援した。早いものでそれから2年ということで、時の早さに感慨を覚えているところだ。これからはこの会計基準の普及、定着、さらには法案への組み入れといくつかの課題があろうかと思うが、私共の財団では微力ではあるが、先ほど申し上げたようにNPO法人の健全な育成ということは我が国にとって非常に重要な課題だと思っているので、他の財団の仲間と共に力を合わせて、皆様方と一緒に歩んでいきたいと思う。今後ともよろしくお願いしたい。今日は本当におめでとうございました。

郵便事業株式会社 小野田氏
年賀寄付金アドバイザーをしている。今回の助成は策定のフェーズと普及啓発のフェーズの2段階に助成させていただいた。皆さんに買っていただいた寄付金付年賀葉書の5円が集まってきたものを今回、こちらの会計基準プロジェクトに助成させていただいたわけで、皆様としては自分たちの寄付金がちゃんと自分たちのところに戻ってきたんだということを実感していただけるものになったと思う。また年賀寄付金が始まるが、是非自分たちに取り返すために、しっかりと買っていただきますようにお願いしたい。(会場笑)

損保ジャパン記念財団 宮氏
こうした素晴らしい大きな区切りを迎えられたこと、本当に憧憬の至りだ。我々としては、普通助成金というのは単独で、単発でやるというのが一般的で、それが財団界ほとんどのケースだ。しかしながら今回は非常にいい器が出来て、助成財団センターの田中さんに音頭をとってもらったというところもあるが、これだけの財団が揃って連携して、これだけのプロジェクトを支援できたということ、極めて我々の財団としても満足のいくところだ。こうした連携というのを、今後とも大きなエモーションと言うか、運動につなげられるような行動をとっていきたい。それが今回は非常に大きなきっかけだったという風に高く評価している。おめでとうございました。

損保ジャパン記念財団 岡林氏
私はこの4月から財団に来た。今回の発表会に出させていただき、非常に素晴らしいものが出来たなという風に思っている。我々助成財団も公益法人ということで、公益法人の会計基準というものもあるが、NPO法人会計基準は、今日の会議でも拝見したが、Q&Aなど、非常に素晴らしい詳細ないろんな解説を作られているということで、我々の助成財団の会計基準よりも一歩も二歩も進んでいるなと。逆に我々が今回のNPO法人の会計基準なりQ&Aなりを参考にして、勉強させていただかないといけないなぐらいに思っている。いずれにしても、今日は本当におめでとうございました。

読売光と愛の事業団 柳生氏
日本の名だたる助成財団に加えていただいている。我々は普及活動ということで本当に微々たるものだが、助成させていただいた。本日、今日のそこの廊下でこれまでの新聞記事がいろいろと掲載されていたが、それを全部目を通したところ、残念ながら読売新聞の記事は全くなかった。朝日新聞とかあるいは静岡新聞、東京新聞も出ているんだが、本当にどういうわけか読売新聞の記事がなくて、非常に寂しい限りでありました。これから普及ということで、是非同僚の記者、あるいは後輩の記者に声をかけて、こういう非常に有意義なものが出来たので、いろんな形で紹介して欲しいという風にるすので、皆さんご勘弁いただければと思う。今日は本当におめでとうございました。

NPO法人会計基準協議会事務局よりお礼とご挨拶
(シーズ三原・榎本は会場外にいたためご挨拶できませんでした)

鈴木
このプロジェクトにはとても多くの助成財団の皆様、企業の皆様、そして個人の皆様にご協力いただくことが出来た。思っていた以上の予算規模となり、毎回私が前に出るたびにお願いをさせていただいていたかと思う。今日も大変奮発をしたつもりではあったんですが、皆様の食欲には勝てなかったようで大変失礼した。資金は、まだちょっと足りておらず、お願いを後ほどしたいとは思いますがよろしくお願いしたい。

丁(てい)
協議会事務局としてこれまで至らない部分、非常にたくさんあったかと。江田さんがよく、「この会計基準が出来たのは奇跡だ。」とおっしゃるが、こんなにも多くの方にご協力いただきながら、プロジェクトの事務局を担当させていただけたことを本当に幸せに思っている。どうもありがとうございました。

竹内
事務局でアルバイトをしている。この度NPO会計基準プロジェクトをサポートとして関わり、主にパブリックコメントなどを集めた際に電子掲示板のフォームなどを作成をしたり、また策定委員の方にご連絡をさせていただいたりした。今日出来た分厚い冊子を見て、ここに少しでも自分が携わることが出来たことが非常に嬉しかった。本日はありがとうございます。

池本
私がこんなこと言うとまた泣いちゃうかなと思うけれども、丁は本当にこの16ヶ月間、その前からだから、2年ぐらい?会計基準の策定に命をかけていて、本当に朝から終電までずっと歌舞伎町(シーズ事務所所在地)にいて、歌舞伎町の女になってしまって。椎名林檎じゃないですよ。終電の時間をよく分かってるもんだから、時間になると機械的にパッとパソコンを閉じて、また資料を持って帰る。で、電車の中でも家でもずっと会計基準のことばかり考えて。そういう丁の思いが大変詰まったもので、私は本当にシーズとしてというのもあるのだが、丁のために普及も考えていきたいと思っている。受付をずっとやっていたが、今日皆さんで155人、ご参加をいただいている。行け行けGOGOという感じで、ちょっと縁起がいいんでご紹介させていただいた。ありがとうございます。

関口
私は会計基準に関してはあまり大したことはやってないが、実は会計基準とは同時並行で今年、NPOの税制とNPO法というものが改正の抜本の大チャンスになっていて、そちらの方もPRさせていただきたい。協議会に入っていただいている方とも協力しながら、NPOの税制をより良くするための活動もしており、そちらの方もどうぞよろしくお願いしたい。とは言えNPO法人の会計基準の策定に多くの方に関わっていただいたが、やっぱり健康第一で。ご家庭のある方はご家庭も大事なので、あまり皆さん無理せずに、この業界、体が資本なので、お互い健康には気をつけて頑張っていきたい。どうもありがとうございます。

加藤
策定委員で専門委員、事務局長もやっている。今あったように、体を壊すなとか家庭が大事とか、誰のことを言ってるのかなと。立ち上げのときには入院しており、参加出来ずに、今日ももしかしたら参加出来ないんじゃないかという話があって、何とか参加出来たので。これから無理をせずに普及の方をしたいと思う。是非よろしくお願い致します。

松原
今日、皆さんのおかげで会計基準が出来たけど、私はこれから普及ということを考えていくと、まだまだ大きな壁があるなと。それからNPOの精神、これを活かしてさらに日本の非営利セクターをどういう風にして信頼性があって、さらに活発なものにしていくかと。このシーズを作って15年ぐらいになるが、まだまだやることが多い現状を見て、実はずっと朝から頭を抱えている。ただ事務局のスタッフは先ほどから話があるように、一人一人、体が大事と言いながらみんな自分のことを考えずに頑張ってきた。私からも感謝したい。

閉会の挨拶は、協議会を代表して杜の伝言板ゆるるの代表理事大久保さんより


(イベントの様子 挨拶する大久保氏 7/20)

「仙台のNPO支援組織の杜の伝言板ゆるるという、何か可愛らしい名前だと思うんですけど、情報誌を発行するところから始めて13年になる団体です。今回、専門委員にNPO支援組織として参加しているのは非常に少なくて、先ほどご挨拶した中では私1人だけだったんですけれども、専門の方々のいる中で私がいて何か主張したなぁというのは記憶では1つです。今回特徴としてボランティアの活動を計算の中に入れるということが採り入れられたわけですけれども、一方でボランティアを数字に置き換えるということに対して非常に反感を持っている人達なんかもいるということなんかも踏まえて、書きたくないという団体に対して書かなくてもいいということを認めるということを理解してもらうのにすごく時間がかかりました。最終的には理解していただいたんですが、江田先生にね「鉄の女」という風に言われてしまったので、何か私もショックだったんですけど、鉄も固まれば熱を伝えていく役割も果たしますので、これから私たちはNPO支援組織としては、これまでのこの会計基準を伝えていく、ボールをこちらに投げられたということでもありますので頑張っていきたいと思います。それにしましても専門委員会でつくづく感じたのはですね、我々NPOに対して税理士、会計士の皆さんが、これほど熱く関わってくれるという姿を見まして、とても感謝しております。これからもそういったサポートが絶対に必要になりますので、この後もこの縁は、嫌わずに続けていただきたいという風に思っています。本当にこれからも皆さんとやっていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。ありがとうございました。」

普及に向けて、決意をあらたにする協議会メンバー、関わってくださった全てのみなさまへの会場一杯の大きな拍手で、今後の普及への決意を新たにし、祝賀パーティーはお開きとなりました。
プロジェクトにご協力いただきました全てのみなさま、本当にどうもありがとうございました!!

文責:NPO法人会計基準協議会事務局 丁理恵(ていりえ)
(シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 プログラム・ディレクター)

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