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地元伝統工芸品の保存と観光 投稿者:mako 投稿日:2003/05/30(Fri) 00:36:00 No.2288
伝統工芸品の普及とまちの新しい地場産業としての普及を目的にNPOを立ち上げたいのですが、
工芸品の販売をして活動費に充てたいのですが可能でしょうか。
売り上げはほとんど個人に入るのですが...
Re: 地元伝統工芸品の保存と観光 投稿者:シーズ・轟木 洋子 投稿日:2003/06/02(Mon) 15:53:00 No.2289
makoさん、

ご投稿ありがとうございます。
ただ、少しご質問の内容がわかりかねます。工芸品の販売をして、NPOの活動費に
充てたいという部分は意味がわかりますが、売上げがほとんど個人に入る、というの
はどういう意味でしょうか?

もう少し具体的にお書きいただければ、あらためてお答えしたいと思います。

シーズ事務局・轟木 洋子
Re: 地元伝統工芸品の保存と観光 投稿者:mako 投稿日:2003/06/27(Fri) 00:11:00 No.2290
返事が遅くなりすみませんでした。
現在20名の作者で、会を構成しており、伝統工芸品の保存と観光客のサービスをして
います。工芸品販売を通して普及をしたく活動しております。
この4月から会を通した形で作品を販売をしていますが、会にはその売上金は入らず
あくまでも作品の製作者に売上金が入る形となっています。
Re: 地元伝統工芸品の保存と観光 投稿者:シーズ・轟木 洋子 投稿日:2003/06/30(Mon) 16:29:00 No.2291
makoさん、

makoさんがお書きくださった内容だけでは判断できかねますが、ひょっとしたら、
NPO法人ではない、他の形態の法人の方があっているかもしれないとも思って
います。

というのは、NPO法人は非営利の団体ですが、この非営利というのは利益があ
がった場合でも、その利益を、法人を構成する人たちには分配しない、というこ
とだからです。この法人を構成する人とは、役員、会員、従業員などが考えられ
ます。

また、NPO法人は不特定多数の利益のために活動する法人です。伝統工芸品の
保存とはいっても、もっぱら作者の作品を売って、その売上げを作者に渡すとい
うのであれば、果たして不特定多数の利益の増進に寄与しているか否か、ちょっ
と疑問に感じます。

NPO法人ではなくとも、他の形態の法人、たとえば協同組合というものもあり
ますから、こうしたものの方が向いているかもしれません。協同組合については、
詳しくはありませんが、いくつか本も出ているようですので、調べてみられると
良いかもしれません。シーズにある本を見ると、ちょっと古いのですが、たとえ
ば以下のようなものがあります。

横尾良明著「事業“協同組合”のつくり方と運営一切」
(1991年、日本実業出版社発行)

シーズ事務局・轟木 洋子

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