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ホームヘルパーの事業所をはじめようと考えているものです。
パート扱いの登録ヘルパーの人を多数雇う予定なのですが、所得税を源泉徴収する際は、
扶養控除申告書という緑の用紙を提出してもらった従業員に対しては甲欄の税額、それ以外の人
は乙欄の税額ということをききました。

２箇所以上で働いている人の場合、扶養控除申告書を提出する先の会社は、一番収入の多い会社
と決まっているのでしょうか？収入が多くない会社に提出しても問題ないのでしょうか？

事業所で年末調整をする対象の人というのは、甲欄の人（年末時点で当事業所で働いている）全員
なのでしょうか。扶養控除申告書を提出してもらっていて甲欄で源泉しているけども、正社員の人
は年末調整、パートの人は自分で確定申告してもらう（事務所にくることが少ない為、説明などが
充分にできない為）、と扱いを分けてしまうのは問題でしょうか。

税務勉強中さん

> ホームヘルパーの事業所をはじめようと考えているものです。
> パート扱いの登録ヘルパーの人を多数雇う予定なのですが、所得税を源泉徴収
> する際は、扶養控除申告書という緑の用紙を提出してもらった従業員に対して
> は甲欄の税額、それ以外の人は乙欄の税額ということをききました。

その通りです。

> ２箇所以上で働いている人の場合、扶養控除申告書を提出する先の会社は、一
> 番収入の多い会社と決まっているのでしょうか？

決まっているわけではありません。本人の選択です。

> 収入が多くない会社に提出しても問題ないのでしょうか？

全く問題ありません。

> 事業所で年末調整をする対象の人というのは、甲欄の人（年末時点で当事業所
> で働いている）全員なのでしょうか。

原則として全員です。

> 扶養控除申告書を提出してもらっていて甲欄で源泉しているけども、正社員の
> 人は年末調整、パートの人は自分で確定申告してもらう（事務所にくることが
> 少ない為、説明などが充分にできない為）、と扱いを分けてしまうのは問題で
> しょうか。

やはり問題です。ただ、事業所の都合で年末調整をしないというのは絶対まずい
のですが、本人の希望ということであれば、やむを得ないこともあると思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　公認会計士・赤塚和俊