記事No |
: 2610 |
件名 |
: Re: 食事代の勘定科目について |
投稿日 |
: 2003/08/27(Wed) 09:56:00 |
投稿者 |
: 公認会計士・赤塚和俊 |
参照先 |
: |
てしさん
> 参加者へ500円程度のお弁当か、イベントでの飲食ブースのお食事券500円
> 程度を配布しています。
> 配布する対象者はボランティア、謝礼を払っている人、会員、非会員、理事、
> 専従事務員などバラバラです。
> 大きなイベントになると、300名程度にお弁当を配ることもあります。
基本的にはTAKAさんのおっしゃるようにイベント費用に含めるのがいいと
思います。
> かかわる立場によって、
> ボランティア:交際費、専従事務員:雑給
> などのように分けなければならないのでしょうか?
> 雑給になれば、源泉徴収の対象として計算しなければなりませんか?
イベント費用であれば、わける必要も源泉をする必要もありません。
> また、各自が500円分では足りないと判断し、各自で500円負担して1000円
> になれば、500円は福利厚生費になるのでしょうか?
> それとも、NPOには福利厚生費というものは存在しないのでしょうか?
NPOにも福利厚生費があってかまいません。イベントではなく日常的に昼食
費の負担をするのであれば、福利厚生費です。ただし、半額以上を本人が負担
し、かつ使用者の負担が月額3500円以内という条件があります。この条件に合
わない場合は、使用者の負担する全額が給与として課税されます。
> もう一つ。ちょっと質問の意図から外れる質問です。
> 理事等が集まって会費制で食事会(団体の将来について語り合う)をし、
> 利益が出た場合(数百円~数千円程度)は収益事業になるのでしょうか。
収益事業ではありません。TAKAさんのおっしゃる方法でいいと思います。
公認会計士・赤塚和俊