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記事No 3252
件名 Re: 財産目録に書くもの
投稿日 : 2004/03/26(Fri) 19:22:00
投稿者 てるりん
参照先
割込んですみません。
追加で質問させて下さい。
今回3回目の決算を迎えています。

以前、税理士さんの指導で次の工程をしています。
財産目録に計上する前処理で、備品、消耗品の棚卸をして
時価を算出して、正味財産を算出しています。

今疑問になったのは、当社の場合、基準を100円以上にしている点です。
赤塚先生によると、20万円以上となっています。(あくまでも基準だと思いますが)
100円以上になると、より精度の高い財産になるとは理解していますが、
ハサミが3本とか、棚卸していると疑問になってきます。
NPOとして理想はどうなんでしょうか?

公認会計士・赤塚和俊> 財産目録はゼロで提出するにしても、任意団体から寄付を受け入れる際の評価の
公認会計士・赤塚和俊> 問題はあります。現金以外の機材等に関しても、時価で計上するのが原則です。
公認会計士・赤塚和俊> ただし、その団体の資産計上基準に満たないものは計上する必要はありません。
公認会計士・赤塚和俊> 法人税法の基準を準用するとすれば20万円に満たないものは計上しないというこ
公認会計士・赤塚和俊> とになります。
公認会計士・赤塚和俊>
公認会計士・赤塚和俊> 時価の見積もり方ですが、中古市場があるものはそれを参考にしたり、業者に見
公認会計士・赤塚和俊> 積もってもらったりするわけですが、お金を使ってまでそれをする必要はありま
公認会計士・赤塚和俊> せん。時価がわからなければ、取得時からの減価償却費を引いた金額(引継ぎ時
公認会計士・赤塚和俊> の簿価)で計上しても構いません。
公認会計士・赤塚和俊>
公認会計士・赤塚和俊> こうして資産として計上した場合は、当然次の決算からは貸借対照表や財産目録
公認会計士・赤塚和俊> に載せることになります。
公認会計士・赤塚和俊>
公認会計士・赤塚和俊>                 公認会計士・赤塚和俊

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