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記事No 485
件名 任意団体から法人化する場合の財産目録
投稿日 : 2001/08/14(Tue) 16:51:00
投稿者 小川
参照先
 シーズ事務局の皆様、公認会計士の赤塚さま、はじめまして。
 岩手県でNPO法人の認証事務を担当している小川といいます.
 業務の参考に度々このコーナーを拝見させて頂いております。

 早速ですが、4点ほど質問させて下さい。
 現に活動している任意団体が、そのまま法人化する場合の財産の取り扱いについてお教えください。
任意団体の資産をNPO法人が継承する場合、認証申請書類(設立当初の財産目録)の記載方法には、大きく下記の2パターンがあると認識しいます。
① 引き継いだ財産全てを設立当初に計上する。
② 0円で申請する。(設立後に一括して寄付を受けるという考え方)

<①の方法をとる場合>
(質問1)
 前身となる任意団体(寄付を行った団体)に贈与税等はかからないのでしょうか?(実質的に財産の継承であれば非課税だと思いたいのですが…)
 もし、課税対象となる場合、①の場合と②の場合で税額が異なるような事はあるのでしょうか?
(質問2)
 そもそも、団体の活動が連続している(実際に資金や備品等が継続して利用されている)のに、設立当初の財産を0円と記載しても本当に良いのでしょうか?
 前身である任意団体の会計がまだ生きていて、財産はそちらの管理下にあるという考え方なのでしょうか?
(質問3)
 任意団体の会計は、どの時点で終了させれば良いのでしょうか?
 申請時、認証時、登記時、財産を寄付した時点???

<設立登記について>
(質問4)
 財産額が、認証申請の時から認証時点・登記時点とそれぞれ変動している場合、一般的にどの時点の金額で設立登記するのが正しいのでしょうか?

 以上の4点です。よろしくお願いします。

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