記事No |
: 596 |
件名 |
: Re: こういう場合って・・・。 |
投稿日 |
: 2001/10/23(Tue) 10:38:00 |
投稿者 |
: シーズ・轟木 洋子 |
参照先 |
: |
KEN2さん、
ご投稿ありがとうございます。
ほとんどは赤塚さんにお答えいただいたので、私からはKEN2さんの活動が
12分野(つまり特定非営利活動)に入るのか否かについてのみお返事いたし
ます。
お書きいただいた活動内容だけでは、KEN2さんの団体の活動の活動をよく
把握できないのですが、「特定非営利活動」であるか否かは、むしろKEN2
さんの団体の「目的」に関わってきます。
たとえば、芸術活動といっても、利益を追求するために、地域に売れている劇
団を呼び、収益をあげて、それであがった利益を分配して(活動に要した人件
費は別です)いるような場合は、特定非営利活動にはあたりません。
しかし、地域にできるだけ良い芸術を呼び、そのことで地域の芸術活動を刺激
し、芸術の振興をはかろうとすることを目的し、利益を分配せず、それは次の
活動に当てるという場合は、12分野の中の「文化、芸術又はスポーツの振興
を図る活動」に含まれると思います。
同じように、料理教室を開いて、それによって利益を追求することを目的とす
るならば、それは特定非営利活動とは言えませんが、たとえば、地域で高齢化
が進んできて、高齢者の健康を考えた料理の普及のために、利益を目的とせず
料理教室を開催する場合は「保健、医療又は福祉の増進を図る活動」や「社会
教育の推進を図る活動」にあてはまる場合があると思います。
もし、さまざまなイベントを通して、地域の人々の交流を促し、それによって
地域活性化を目的とするのなら「まちづくりの推進を図る活動」にあてはまる
かもしれません。
よって、現在KEN2さんの団体がなさっている活動の目的がいったい何なの
か、ということをまず考えてみられることです。それがはっきりすると、自分
たちの活動が12分野のどれに入るのか、が自ずとわかってくると思われます。
シーズ事務局・轟木 洋子