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記事No 75
件名 労働保険への加入方法
投稿日 : 2000/04/17(Mon) 16:30:00
投稿者 シーズ(轟木 洋子)
参照先
田中さん、ご苦労の様子、お察しいたします。

シーズも将来は法人化する予定ですが、現在はまだ任意団体で、労働保険、雇用保険に入った
時は、個人事業所として手続きをいたしました。
こうした手続きは確かにやっかいで、慣れていないと結構大変ですよね。シーズでは、社会保険
労務士のボランティアに、いろいろとお世話になりました。

以下、手順と必要な書類について説明いたします。

1.まず、管轄の労働基準監督署へ行きます。提出するものは以下のとおりです。
①労働保険 保険関係成立届 
②概算保険料申告書
③適応事業報告
④時間外、休日労働に関する届け(残業や休日労働があり、かつ手当を出す場合)
※①、②、③のフォームは労働基準監督署から取り寄せます。④は、市販の法令様式を使用する
と便利でしょう。

2.次に管轄の公共職業安定所へ行きます。
①労働基準監督署に提出した「保険関係成立届」と「概算保険料申告書」の写し
 (この2つの写しは労働基準監督署でコピーをくれるか、又は返却してくれます)
②雇用保険適用事業所設置届
③雇用保険被保険者資格取得届
(労働者それぞれについて)
④雇用保険被保険者証
 (以前に雇用保険の被保険者だった人の分。新卒者など初めて被保険者になる人は不要)
⑤賃金台帳(個人別)
⑥労働者名簿(個人別)
⑦出勤簿(またはタイムカード)
⑧源泉徴収簿(個人別)
⑨法人の場合は、登記簿謄本
⑩事務所の賃貸契約書のコピー(法人、任意団体とも団体名が記入されていること)
⑪法人、任意団体とも団体名の入った公共料金領収書
(任意団体で、公共料金が個人での契約ならば、任意団体で発行した任意団体名の入った請求書
 のコピー、または任意団体名の入った業務委託契約書と代表者の住民票)
※②、③については、職業安定所からフォームを取り寄せます。⑤、⑥、⑦、⑧は、市販の法令
 様式を使っても良いですし、独自に作ったものでもOKです。

また、団体の印鑑、および代表者の個人印(いずれも認印)も忘れずに持参しましょう。

なお、シーズの場合、念のために団体の設立目的を証明する議事録、パンフレットも持参しまし
た。

しかし、必要な書類については、管轄の労働基準監督署、職業安定所によって多少違いがあるよ
うですから、あらかじめ電話などで問い合わせた方が良いと思います。

なお、シーズが手続きをした時は、申請書の記入漏れ箇所の点検、書類点検などで、かなり時間
がかかりました。他の団体の方で、これらでご苦労された経験なども、お聞かせいただけるとあ
りがたいです。

では、また・・・。

シーズ事務局・轟木 洋子

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