記事No |
: 1427 |
件名 |
: Re: 助成金コンサルティングについて |
投稿日 |
: 2002/10/31(Thu) 10:58:00 |
投稿者 |
: TAKA |
参照先 |
: |
NPO法人でボランティアをしているものです。
>水槽に水を入れてはいけない(営利を目的にしない)ということと、水槽から水を
>出してはいけない(組織を構成する人たちで分配してはいけない)ということは
>別の問題です。第3条は、個人のみならず法人の利益を目的とすることも不可として
>おり、いわば水槽に水を貯めることも許していません。
「利益を目的としない」のは、「経費主義」とは違うと思います。
NPO法人としての本来の目的が「利益」意外のところにあることが重要だと
解釈しています。
そもそも「利益」とはある特定の業務や期間において発生するものです。
(パーセンテージが妥当かどうかは別として)この法人も「成功報酬」としていることから
「不成功の場合には報酬は受け取らない」と言うことだと解釈すれば、成功の場合に
経費以上の報酬を受け取るのも問題ないと思うのですが。
「非営利」の場合、利益を構成員に分配できないのですから、その利益の行き先は
事業の拡大・発展のための経費と言うことになり、結果的には広い意味での「経費主義」と
言えないこともないと思います。
>例えば薬局の店主が自分は人々の健康増進が目的で利益が目的でないといっても
>認められないのと同じです。
薬局の場合は、「利益」が個人の所得として「分配」されるからではないでしょうか。
>当然に本来事業は収益事業ではないのに、これに営利的な方法が認められるということは
>ないものと思います。
はっきり言ってしまえば、「非営利活動」と言っても「全く収益が出ない活動=赤字企業」では
組織運営自体破綻します。
「組織」である以上、「組織運営の出来る活動」は当然のことではないでしょうか。
どうも「営利」と「利益」の解釈が混同されている紆余に感じられるのですけれど…。
以上