行政 : 緊急集会「中間整理を読む」開催
公益法人制度改革に関する有識者会議が発表した「議論の中間整理」を読み解き、NPO法人はどう対応べきかを考える緊急集会が、19日、東京都中野区で開催される。主催は、シーズと日本NPOセンター。
公益法人制度改革に関する有識者会議が3月31日に発表した「議論の中間整理」。その内容は、重要な検討課題について、ほとんどが検討中としながらも、新しい非営利法人は、準則主義で設立でき、残余財産を分配可能なものとして制度化するとしている。
政府は現在、一般から意見を募集中だが、寄せられた意見が、どこまで今後の議論に反映されるかも不透明なままだ。
NPO法人は、今回の改革の直接の対象とはなっていないが、昨年6月に閣議決定された「公益法人制度の抜本的改革に関する基本方針」においては「現行の中間法人制度・NPO法人制度との法制上の関係を整理する」とされており、今後、この制度に統合される可能性があるといわれている。
「議論の中間整理」では、どのような方向性が打ち出されたのか。どのような点が問題でなのか。今後のスケジュールはどのように進んでいくのか。NPO法人は、この改革にどのように関わっていけばいいのか。このような点につき、日本NPOセンター常務理事の山岡義典氏とシーズ事務局長の松原明が報告する。
協力は、全国40のNPO支援センターのネットワーク組織「NPO/NGOに関する税・法人制度改革連絡会」。
緊急集会「公益法人制度改革「議論の中間整理」を読む」は、4月19日の19時より、東京都中野区の中野サンプラザ研修室で開催される。事前予約はなしで、当日会場先着順。
緊急集会の詳細は、以下のURLを参照のこと。
https://www.npoweb.jp/event_info.php3?article_id=1601