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2004年04月18日 10:00

行政 : 好調、ナガサキピースミュージアム

 長崎出身のシンガーソングライターさだまさし氏の呼び掛けで設立された「ナガサキピースミュージアム」(長崎市。原田泰治名誉館長)が、4月19日で開館1周年を迎える。運営しているのは、NPO法人ナガサキピースフィア貝の火運動。入館者は3月末で約15000人を超え、支援者の輪も広がっている。

 

 19日に1周年を迎えるナガサキピースミュージアムは、美しい自然や子どもたちの笑顔をとおして平和の尊さを感じてもらえることを目指して設立された「21世紀平和文化型ミュージアム」。平和を訴える写真展などの企画展が半月ごとに内容を変えて催されている。入館料は無料。

 ナガサキピースミュージアムは、被爆50年目の1995年に、長崎出身のさだまさし氏が「長崎から世界に平和を発信しよう」と呼びかけを開始。全国から延べ10万余人、約1億円の寄附が集まり、昨年県営駐車場の一角に土地を借りて設立された。

 ミュージアムを運営するのはNPO法人ナガサキピースフィア貝の火運動。さだまさし氏の呼びかけで発足し、2002年2月にNPO法人化した。

 「貝の火運動」は、宮沢賢治の小説「貝の火」にちなんで付けられた。

 「貝の火」とは、小説の中で、動物の王様の印という設定とされている火のこと。善良なうさぎが、ある日、神様から「貝の火」を授かるのだが、周囲にそそのかされて、次第に増長してしまう。その結果、たった6日で、その火が消えてしまうという話。

 募金活動を通じて灯された平和への思いを火に喩え、その火が消えないことを願って付けられた。

 ミュージアムは敷地が十分ではないため、アプローチをジグザグ状に造り、来館者は門を入り、アプローチに入るまで、長い距離を歩かせられる。そのことで、建物に着く時には、気持ちが静まりるように演出されているとのこと。

 また、館内は、光と影を劇的に使うことで、平和について考える空間の演出が施されたデザインとなっている。

 開館1周年を記念して、ナガサキピースミュージアムでは、名誉館長であるグラフィックデザイナー原田泰治氏の作品展を4月13日から5月30日まで開催。「日本の心」「日本の郷愁」をテーマとした作品12点を展示している。

 なお、さだまさし氏は、4月13日に長崎市より、栄誉市民の称号を贈られた。87年から毎年8月6日の広島原爆の日に、平和を訴える無料コンサートを長崎市内で開催していることとあわせて、ナガサキピースミュージアムの設立に貢献したことが評価された。

 ナガサキピースフィア貝の火運動によれば、「入館料無料とはいえ、1年間に15000人あまりの来館者数を記録したことは予想以上のこと。半月ごとに企画展を変えていることで、繰り返し来館してくれる人たちも増えている。運営を支えてくれる約1000人の会員、約200人のボランティアの支援に応えるためにもがんばりたい。」とのことである。

 ナガサキピースミュージアムのホ-ムページは下記。

 http://www.nagasakips.com/museum.html

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